オーディオルームは壁のLANコンセントから、16ポートハブを介して、DELA-s100をつないでいます。これまで、16ポートハブからDELA-s100間はDELAのLANケーブルにアコースティックリバイブのLANアイソレータを噛ませて接続していました。

 

今回、philewebのコミュニティで教えて頂いた光接続を試してみました。

 

まずは、これまでの接続で、TIDALとs100につないだN1A/3とで音を比較。主にマイケルジャクソン Black and Whiteの2:20-3:00の部分で比較。ここは音数が多く、違いが分かりやすいのです。

この比較では、高域特性がかなり悪い私の耳でも、TIDALより、N1Aの方が音の分離が良く、音数も多く聞こえます。ただ、違いは余り大きくはありません。

 

光接続に変えてみます。

今回使ったのはアマゾンで購入した写真の製品。10Gtekという会社の製品です。メディアコンバータとトランシーバーのセットが5000円、光ケーブルが3mで1150円、SPF用トランシーバが1899円でした。合計で8000円程度です。初めてなので、接続方法もよくわかりません。

まずは、トランシーバを光ケーブルに取り付けます。

これをメディアコンバータのSFP端子に接続

そして、メディアコンバータのRJ45ジャックと16ポートハブをLANケーブルで接続。

 

DELA S100の8番のSFP端子に同様にトランシーバを取り付けた光ケーブルを接続します。

これだけであっさり接続出来ました。簡単です。

かかったお金は8000円程度。さて、効果の程は・・・。

 

同じようにalbum This is it内のTIDALのBlack and WhiteとCDリッピングのN1A内の音源とを比較します。

 

えっ。なんか全然違って聞こえてるかも。ただ、CDリッピングと、TIDALの差はほとんどない気がする。多少、CDの方が良いかもしれないけど・・・。

真ん中でなっているドラム、ベースがはっきりしています。気のせいかな?

LANに戻してみます。良くある事ですが、良い方から悪い方の方がわかりやすいのです。これは全然違います。音がなまっています。今まであんなに良いと思っていたのに。

驚いたことに、TIDALだけでは無く、N1A内の音源も同じように音数が増えてよりクリアになっているのです。正直、すごく不思議ですが、明らかに違います。

 

何で、たった1カ所、それも、DELA s100直前を光接続にしただけでデータの流れとは本来関係ないはずのN1A内の音まで良くなるのか分かりませんが、何らかの説明が成り立つとすれば、汎用ハブからのノイズからオーディオ系が完全に分離された事で良くなった、という事しか考えられません。

とにかく、たったの8000円でこの効果です。もしかすると、今後オーディオ用メディアコンバータなる物が発売されてしまうかもと思うほどの変化でした。

 

もし、汎用ハブや家屋内のLANケーブルをすべてすっ飛ばして、玄関の天袋にある、ルーターから直接光接続でつないだら、TIDALはもっと良くなるのだろうかという疑問が生じます。また試してみようと思います。