現在、手元には4種類の電源ケーブルがあります。アコースティックリバイブの PowerStanderd 実は、これまでほぼ全てをこのケーブルにしていました。アコースティックリバイブのPowerSensual、そして、以前、このブログでも書きましたが、PowerPlant P5のノイズ対策用に、フルテックFI46NCFプラグとアモルメットコア、ファインメットコアで自作したケーブル、さらにこの自作ケーブルが非常にいい感じだったので、PowerStanderdのうち、1本を改造し、フルテックのFI48 NCFのプラグ+アモルメットコア 145を仕込んで改造したもの、の4種類です。

以前の改造の詳細はこちらをご覧ください。https://ameblo.jp/docono38/entry-12579561335.html

現在は、FI 46 NCFを使った自作ケーブルをDAVEに、FI48NCFを使ったPowerStanderd改をMarantz SA-10に、PowerSensualをLumin U1 miniに使っています。

 

まず、この3つにPowerStanderdを加えた4種類をMarantz SA-10で再度比較試聴します。

試聴用の曲は相変わらずMichael Jackonです。きょうはアルバム This is itの中の3曲目。They Don't  Care about Usを使います。

まずは現状。

Fi 46 NCF、ケーブルはSAEC AC6000の自作ケーブル。音の線は細いのですが、音はほぐれており、楽曲の詳細が手にとるようにわかります。

次はPowerStanderd

自作ケーブルにくらべ音の腰が低くなります。迫力は一見ありますが、音の詳細はまったくといっていいほど省略された感じです。うーん、以前はこれで満足していたのかと思ってしまいます。

次にPowerStanderd 改です。

 

おとがほぐれると同時にFI46NCFのケーブルよりは腰が低くなり、パワフルです。繊細さは、FI46NCFの方が一歩上かな?でも、音の勢いはPowerStanderd改のこちらです。しかも、楽音の詳細が手に取るようにわかるのは変わりありません。これが一番かも。

PowerSensualはFI46NCF、PowerStanderd改よりは楽音の詳細はマスクされてしまいますが、音の迫力はありますし、ノーマルのPowerStanderdのようなおとの詳細がよくわからないということもありません。

 

ここまでのところで、順位をつけるとすれば、PowerStanderd 改>FI46NCF自作>PowerSensual>PowerStanderdとなります。

 

では3つある機器のどれに何を使うかです。今度は、DAVEにPowerStanderd改とFI46NCF自作をつなぎ変えて、試聴します。

PowerStanderd改は、FI46NCFで驚いた音場の広大さそのままにさらに音の詳細が分かる感じです。FI46NCF自作につなぎ変えると、音は似た傾向ですが、PowerStanderd改の方がやはり音場も多少されに広く、音も解れます。

 

DAVEにはPowerStanderd 改を使うことに決めました。

SA-10にはFI46NCF自作で線の細さを楽しむこととします。LUMIN U1 miniは電源ケーブルを変えても音にはあまり影響しないようでした。なのでPowerSensualとします。もしかすると、PreAmpに使っている、PowerStandardと入れ替えるかも。でもこれは後日のお楽しみとします。

 

どうも、今回の試聴から、PowerStanderdとPowerStanderd改の違いは非常に大きいものがありました。Finemetビーズは両方ともに使われていますので、可能性が高いのは、プラグの違いではないかと想像します。AmormetCoreの違いもあるかもしれませんが・・・。どうもケーブルそのものの音の違いよりはプラグなどの違いの方が大きいようです。