アメーバブログには「アクセス解析」というコーナーがあって、記事ごとにどのくらいアクセスがあったか教えてくれる。(余り正確ではないようだが)

いつもよりアクセスが伸びているので見てみると、過去記事がぴょんと跳ねたりしている。それによってたまに世の中で何が話題になっているか気付くことがある。

 

今日はウクライナを支援するお調子者の少女を批判した以下の記事のアクセスが多くなっていた。

 

 

これはわずか10歳の少女が「絶対私たちが戦争を終わらせる」とばかりにウクライナ支援をし、ウクライナ大使館を訪問したりとグレタの真似をして悦に入っている愚かな少女を批判した記事だ。

なんだか、NPOを立ち上げて本格的活動をしているようだが、その仲間ともめ事を起こして訴訟に発展していることが週刊新潮の記事になったので私の記事のアクセスも少し多くなったらしい。

この少女はおそらくウクライナを出しにして、芸能界に進出したいらしい。2023年のミスプリティーンインターナショナル日本代表になったと喜んでいる。そもそも「プリティーンインターナショナル」自体知らないが。

 

 

このブログ記事に次のように書いている。

「…このニュースを見た人は、なんて素晴らしい少女だと思うに違いない。

しかし、私の印象は「ああ、またかよ」というもの。

西側のプロパガンダに踊らされたのか、自発的なのか知らないが、少女の純粋な心と行動を売りにして、感動を強いるニュースにはうんざりする。

この少女の得意げな話っぷりと得意げな顔に嫌味を感じてしまう。

もう一度繰り返す。

 子供だから何をしてもいいってもんじゃないし、また子供だから少しの間違いは許されるってもんじゃないし、子供は純粋だから素晴らしいなんておかしいよ。

こういう何も学んでいないガキが知ったかぶりに大人の顔色を読んで、グレタの後釜を狙おうったってそううまくいくもんじゃないよ。

 大人だって、「ロシアが悪、ウクライナは善」という構図には疑問に思う人も増えてきているというのに、この少女はどこまでウクライナ状勢を勉強したというのかね。

「私は元々、社会が大好きで、いつもニュースを見ていて、ウクライナの子どもたちのことが書かれていて、子どもたちを助けたい、何とかして1人でも多くの人を救いたいと思って」

確かにウクライナの子供は戦争に巻き込まれて可哀そうだと思うし、そんな災難にあったウクライナの子供たちを何とか救えないかという気持ちはとても大事だし、素晴らしいと思うよ。

でもね、ウクライナ戦争のことをどのくらい勉強したの?

テレビニュースと新聞程度でしょ。それってかなり偏っていることを知っていますか。

ウクライナ戦争の始まりはウクライナ軍やネオナチ部隊によるドンバスのロシア系住民の虐殺に起因していて、民主主義国家と言われるウクライナという国が、実はゼレンスキー独裁で腐敗国家で、ネオナチ礼賛で、言論弾圧して、クラスター爆弾や劣化ウラン弾を使う国なのに、そんな国を応援するというのかね。この戦争が米国の代理戦争で、ゼレンスキー大統領はウクライナ国民や兵士の命をとっても粗末に扱い、大量に死んでいることに何の関心もなく、いつまでも戦争せよと兵士を督戦しているのを知っているのかな。知るわけないよね。

そんなことは吹っ飛ばして、新聞・テレビでウクライナの国民が殺されているという報道を鵜呑みにして単純な発想だけで、「絶対私たちが戦争を終わらせる」なんて偉そうなことを言っていいのかな。」

(引用終わり)

 

(デイリー新潮の記事)

「美談にしようと事実をねじ曲げ…」 ウクライナを訪問した「小5の平和活動家」の裏側…実母と支援者が訴訟沙汰に 2024/06/20

美談の裏の醜聞である。ウクライナを訪問し、朝日小学生新聞も持ち上げた「日本で一番小さな平和活動家」。その実母と支援者が袂を分かち、係争中だという。支援者は感動秘話の裏側についても告発し……。

 ***

〈小学生でNPO団体を立ち上げ ウクライナの平和を願う〉

 6月3日、朝日小学生新聞はweb版記事で、大阪府在住の白石望莱(みらい)さん(11)のインタビューを掲載した。

 記事によれば、彼女は小学5年生の平和活動家。戦渦のウクライナの子どもたちに支援が必要だと、自らNPO法人「みらいこども事業団」を設立し、毎月募金活動をしているという。昨夏にはそのウクライナを訪れ、露軍の砲撃で片足を失った少女・パスカルさんと面会までしている。

 彼女はこれまでもメディアに取り上げられること多数の“有名人”なのだが、

「小5の子にうそを言わせ続けるのはよくないですよ」

 と語るのは、関東在住の、さるNPO理事長だ。

「記事で望莱ちゃんはパスカルさん(トラ注)と『SNSで知り合った』となってますよね」

 確かに種々の取材で彼女はそう述べている。素直に読めば、SNSを通じてウクライナ少女と交流し、面会するため危険な戦地に赴いたとの印象を受けるが、

「あれは私が現地の慈善団体との橋渡しをしたのがきっかけ。彼女自身の発案ではないんです」

 理事長はもともと自らの団体でウクライナ支援を行っていた。2年前、活動に興味を持った望莱さんの実母から連絡があったという。

グレタみたいに…

「それをきっかけに白石母娘はうちの活動に参加してくれました。NPOを立ち上げたいというので、設立手続きも教え、私も新法人の理事に入った。その前後からお母さんは望莱ちゃんを“グレタさんみたいにしたい”と言っていましたね」

 そんな経緯もあり、理事長は付き合いのあったウクライナの慈善団体に望莱さんのことを伝えた。すると、

「向こうが興味を示し、“パスカルちゃんと会わせないか”と提案をしてきたのです。お母さんに伝えると大喜び。Zoomを使って二人を引き合わせました」

 そうしたやり取りの中でウ側から「二人は団体を介してではなく直接知り合ったことにしよう」との提案が。理事長もその方が美談になると白石さんサイドに勧めたという。

「お母さんも承諾し、SNSで知り合ったとのストーリーにしたんです。美談にしたいという団体側の提案に乗ってしまいました。私もうかつだったと今は思います」

旅費やメディア対応を巡り対立、訴訟に…

 その後、昨年7月、理事長と白石母娘はウクライナへ向かう。が、旅費やメディア対応を巡り両者は対立。

「先のストーリーについても、訂正しようと提案したらより関係が悪化した」

 そうした事情もあってか、帰国後、理事長は白石母娘のNPO法人の理事を解任される。それを不服とし、この4月、NPOを相手取り、地位確認などを求めて訴訟に出たのである。

 一連のトラブルについて望莱さんの母に聞くと、訴訟については、

「コメントを控えさせていただきます」

 パスカルさんとの出会いの経緯については、

「虚偽ではありません。それまで(SNSで出会うまで)の間、二人が接触したことは一度もないはずです」

 露ウ両国同様、互いの正義はすれ違ったまま。こちらも法廷での“戦争”勃発という、悲しい結末なのである。

「週刊新潮」2024年6月20日号 掲載

(トラ注:オレクサンドラ・パスカルさん(7)。ウクライナ南部でロシア軍によるミサイル攻撃に遭い、片足を失ったが、それでも新体操を続けている少女で、ポーランドに避難しているパスカルさんにこの白石望莱が会いに行く予定らしい。)

(引用終わり)

 

この訴訟を起こしたNPO法人の理事も白石望莱の親も子もみんな胡散臭い。みんなウクライナをだしにして、何かを企んでいるようだ。もちろんウクライナという国自体もプロパガンダばかりしているからこの少女をプロパガンダに利用しようとしている。

要は、この件にはみんなトンデモな人間しか出てこずに、真っ黒な奴ばかりだ。

ふつうは白石望莱という少女は被害者役になるはずなのだが、この女もひと癖もふた癖もある少女のようだ。つまりこの美談を通じて芸能界入りが目的?もう一昨年には映画にも出ているらしい。

 

先に引用した私のブログに

「この少女を貶めたようで申し訳ないが、世の中にはこういうことをしてスポットライトを浴びたがる若者が必ず出てくるんだ。グレタに憧れたのかもね。

だから、私にはあなたが、嫌らしくて醜い愚かな少女!という思いしかない。ごめんね、きつい言い方だけどこれくらい言わないと気が付かないでしょ。今後は君は、殺し合いをしている大人たちにいいように利用される将来が待っているんだよ。

もし本当にそんな意図は全くなくて純粋まっすぐな気持ちでウクライナの子供を支援したいというなら、もう少し勉強してから行動しても遅くはないんだ。戦争は嫌、なんてことじゃなくもっと深く勉強しないと分からないことだらけのはず。ウクライナのことだけじゃなく、ロシアのことも勉強しないといけない。大人が嘘をつくことも。」

と書いた。これは間違っていたようだ。子供ながらに一応純粋な気持ちを認めて大人に騙されるなと書いたが、そんな心配はいらなかったようだ。何でも知っていて意図的に平和少女を演じているらしいから。

 

ただ、問題はこの少女、申し訳ないが、可愛くないのである。少女コンテストに合格するような可愛げがない、つまりオーラがない。この少女が芸能界で売れるとは思えない。

恐らく、本人も母親もそれに気が付いているに違いない。

だから、歌とか演技という正攻法でなく、平和とかウクライナ支援とか別の方向から攻めたわけだ。

これはウクライナ大使館の意向とかマスコミの偏向と相まって扱ってくれたから、一応成功したようだ。

 

しかし、今その仲間だったNPO「みらいこども事業団」の理事と路線衝突が起きて、(理事にもこの団体を利用して金儲けを企んだか)訴訟なんぞと話がややこしくなったようだ。

まあ、私からすればとてもいい方向に進んでいると思うよ。

こういう社会を甘く見て、子供が出ればみんな喜ぶだろうということを逆手に取ろうとしてつまづいたわけだが、そんなデタラメが成功しちゃあ社会の秩序が壊れてしまう。こんないい加減な話を社会は許しちゃいけないんだ。

衣の下の鎧が見え見えだったということは、この母子の企画が杜撰だったってことだ。

マスコミも美談が欲しいからって、ワルに加担しちゃいかんよね。