子供だから何をしてもいいってもんじゃないし、また子供だから少しの間違いは許されるってもんじゃないし、子供は純粋だから素晴らしいなんておかしいよ。

こういう何も学んでいないガキが知ったかぶりに大人の顔色を読んで、グレタの後釜を狙おうったってそううまくいくもんじゃないよ。単なるお調子者?

 

 

「絶対私たちが戦争を終わらせる」ウクライナ支援続ける10歳少女が大使館訪問

2023/06/29

 ウクライナへの支援を呼び掛ける10歳の日本人の少女がポーランドに避難している子どもとの面会に先立ち、ウクライナ大使館を訪れました。
 28日、大阪府高槻市から夜行バスに乗って東京・港区にあるウクライナ大使館へやってきたのは白石望莱さんです。
白石望莱さん「今、ウクライナの人たちはどういう暮らしをしているのか、大使館の人たちはどういう活動をしているのか聞きたい」
望莱さんは去年から日本各地で募金活動を続けてきました。7月には支援団体などとポーランドに入り、ウクライナから避難している子どもたちに募金活動で集めた寄付やプレゼントを渡す予定です。

 

 大使館ではコルスンスキー駐日大使にあいさつし、思いを語りました。
 白石望莱さん「ポーランドで避難している子どもたちに会って、何かできることがあればしてあげたい」
 国連は27日、子どもと武力紛争に関する年次報告書を公表し、ロシアを子どもの人権を侵害している国の一つに指定しました。報告書ではウクライナで去年、ロシア軍と親ロシア派武装勢力の爆弾などの攻撃によって136人の子どもが死亡、518人がけがをしたと認定しています。

白石望莱さん「子どもたちが苦しんでいることが伝わってくるので、会って、一緒に何かできることがあれば。子どもたちに安心感を持ってほしいです。大丈夫、絶対私たちが戦争を終わらせるという気持ちを伝えられれば。

(引用終わり)

 

別のニュースでの少女の言葉

「私は元々、社会が大好きで、いつもニュースを見ていて、ウクライナの子どもたちのことが書かれていて、子どもたちを助けたい、何とかして1人でも多くの人を救いたいと思って」

「足がなくなって悲しみを感じているから、私がもっと幸せにしてあげますと言いたい。その女の子は新体操をやっていて、私も新体操をやっているので、ロープをズボンにつけて取った方が勝ちという遊びをやろう」

将来の夢は世界中で困っている子どもたちを助けること。皆助け合って、笑顔になれる世界を作っていこう

等々。

 

このニュースを見た人は、なんて素晴らしい少女だと思うに違いない。

しかし、私の印象は「ああ、またかよ」というもの。

西側のプロパガンダに踊らされたのか、自発的なのか知らないが、少女の純粋な心と行動を売りにして、感動を強いるニュースにはうんざりする。

この少女の得意げな話っぷりと得意げな顔に嫌味を感じてしまう。

 

もう一度繰り返す。

 子供だから何をしてもいいってもんじゃないし、また子供だから少しの間違いは許されるってもんじゃないし、子供は純粋だから素晴らしいなんておかしいよ。

こういう何も学んでいないガキが知ったかぶりに大人の顔色を読んで、グレタの後釜を狙おうったってそううまくいくもんじゃないよ。

 

大人だって、「ロシアが悪、ウクライナは善」という構図には疑問に思う人も増えてきているというのに、この少女はどこまでウクライナ状勢を勉強したというのかね。

「私は元々、社会が大好きで、いつもニュースを見ていて、ウクライナの子どもたちのことが書かれていて、子どもたちを助けたい、何とかして1人でも多くの人を救いたいと思って」

確かにウクライナの子供は戦争に巻き込まれて可哀そうだと思うし、そんな災難にあったウクライナの子供たちを何とか救えないかという気持ちはとても大事だし、素晴らしいと思うよ。

 

でもね、ウクライナ戦争のことをどのくらい勉強したの?

テレビニュースと新聞程度でしょ。それってかなり偏っていることを知っていますか。

ウクライナ戦争の始まりはウクライナ軍やネオナチ部隊によるドンバスのロシア系住民の虐殺に起因していて、民主主義国家と言われるウクライナという国が、実はゼレンスキー独裁で腐敗国家で、ネオナチ礼賛で、言論弾圧して、クラスター爆弾や劣化ウラン弾を使う国なのに、そんな国を応援するというのかね。この戦争が米国の代理戦争で、ゼレンスキー大統領はウクライナ国民や兵士の命をとっても粗末に扱い、大量に死んでいることに何の関心もなく、いつまでも戦争せよと兵士を督戦しているのを知っているのかな。知るわけないよね。

 

そんなことは吹っ飛ばして、新聞・テレビでウクライナの国民が殺されているという報道を鵜呑みにして単純な発想だけで、「絶対私たちが戦争を終わらせる」なんて偉そうなことを言っていいのかな。

 

その戦争を終わらせたいという純な心は真実かもしれない。それは認めるけどそれを運動にするとどういう大きな枠、恐ろしい枠組みに巻き込まれるのか意識したことあるのかな。する訳ないよね。

もう少し勉強してから行動しても遅くはないんだけど。そして親もそういうことを教えてやるべきじゃないのか。

 

なんて書くと純粋な少女の気持ちを否定するのかと怒られそうだけど、戦争ではこういうものをプロパガンダに使うのはとってもうまいし、効くんだ。

戦争の悲惨さを表すための映像には、常に女、子供、老人と相場が決まっているんだ。弱者が被害者になったシーン、爆撃で死んだりケガをした女、子供、老人を映せば、見た人にはこの爆撃や砲撃した者に大きな怒りが湧いてくる。

それと同じように、戦争被害を訴えて真剣に支援する者は、中年のおっさんより少女が一番絵になるんだ。

だからこの少女の出現は英米の意図的なものでなく少女の自発的なものであっても、プロパガンダには大いにウエルカムなんだ。この時点で少女の純粋な気持ちはプロパガンダをする側にかすめ取られたといえるんだ。戦争マシーンの一環に組み込まれ、今後ずっとプロパガンダに使われると思うよ。プロパガンダとは一種の戦争行為なんだ。

もしかすると、この少女、そういう流れとか扱いを期待しているかもしれない。

 

この少女はポーランドに行って、ウクライナの足を無くした新体操の少女に会いに行きたいといってもう言っているんだ。ウクライナには行けないけど近くの国に連れて行って、ともう第二幕はこの少女が企画しているらしい。嫌らしいねえ。

当然遠からずポーランドに行って、新体操の少女に会う。日本のテレビ局も含めマスコミがわんさか集まってくるだろう。もしかすると、ゼレンスキー大統領も駆けつけるかもしれない。

そして日本でも大きく報じられる。そしてこの少女は英雄扱いされる。

でもそんなことをこの少女はたかだか10歳で路線を敷いたのかねえ。嫌らしいよ。

 

この少女を貶めたようで申し訳ないが、世の中にはこういうことをしてスポットライトを浴びたがる若者が必ず出てくるんだ。グレタに憧れたのかもね。

だから、私にはあなたが、嫌らしくて醜い愚かな少女!という思いしかない。ごめんね、きつい言い方だけどこれくらい言わないと気が付かないでしょ。今後は君は、殺し合いをしている大人たちにいいように利用される将来が待っているんだよ。

 

もし本当にそんな意図は全くなくて純粋まっすぐな気持ちでウクライナの子供を支援したいというなら、もう少し勉強してから行動しても遅くはないんだ。戦争は嫌、なんてことじゃなくもっと深く勉強しないと分からないことだらけのはず。ウクライナのことだけじゃなく、ロシアのことも勉強しないといけない。大人が嘘をつくことも。

 

ウクライナ大使館に招待されて、ウクライナ大使に会ってチヤホヤしてもらうのが、只々嬉しいのなら何も言うことはないけど。

今やっていること、やろうとしていることは、愚かな行為だと思うよ。

間違った運動、大人に利用されることなんかして、大きくなって気付いたら恥ずかしいじゃないか。

大きな政治的なものに入り込んでしまったことに早く気付いてほしいね。

グレタの醜い姿を見てごらんよ。こんな活動家になりたいのかい?

 

(追加)

ただ一つだけあなたに出来ること。

ウクライナ大使に言って欲しい。

「どちらが正しいということじゃなく、一刻も早く戦闘を止めて下さい」と。

「もう血を流すことはやめましょう」と。

大使に

「いや、それはロシアに言うべきだ。ロシアが停戦したら戦闘は止める」

と言われたら、

「そんなこといってたら、いつまでも戦闘は終わらない。それまでに何人の兵士が殺されたら気が済むの?」

ってね。

 

ついでに。

両親はこの娘のしていることをどう思っているのですか。

親も子供のやっていることを素晴らしいなんていう眼で見ているんじゃないでしょうね。

この愚かな行為、親が娘に勧めたのか知らないが、もし娘が自発的にこういう運動をしようと思い立ったのなら、余計愚かな行為というしかないですよ。

もう少し勉強したらどう、と大人が教えてやるべきじゃないんですか。

 

(追加2)2024.6.20

ウクライナ支援・胡散臭い少女について、今日は新しいブログを書きました。