クローズアップ現代の昨日放送の再放送を夕方たまたま見た。というのも題が「急増「心不全」が危ない!“不治の病”回避最前線」とあったからだ。何かピンとくるものがあった。

 

最近心筋梗塞や心不全で死んだ芸能人や有名人の報道を聞くと、ワクチン死ではないかと必ず疑ってかかる癖がついてしまった。

先日、昨年の出生数が80万人を切ったことが報道されていたが、出生数も確かに大きな問題ではあるが、それより急激な死亡数の増加についてだ。

 

昨年の戦後死亡者数は158万人以上で過去最高を記録し、前年より13万人(8.9%)も増加した。これがどれほど異常かというと、前年比増加の数値はこれまで多くても4~6万人の死亡増なのである。

それが2022年は前年に比べ13万人増とは、これまでの多めの死亡増年に比べ、2~3倍となっているということだ。

 

特別な災害や事件あるいは戦争等なら前年比3倍ということはあり得るが、去年日本には特別大きな災害や事件が起きたわけではなかった。それにも関わらず一昨年(2021年6.7万人の前年比死亡増、これも多いのだが)と比べ2倍となったのは異常というほかない。

しかし、マスコミは出生数の減にかこつけて、死亡数の異常な増加について口を閉ざして知らん顔だ。

 

もうみんな知っているのだ。ここ数年の死亡増は何が理由なのか。

コロナ死者数をみると、2021年14,926人、2022年38,881人で、2023年3月2日現在の累計(最初のコロナ死者から数えて)は72,573人となっている。( NHK新型ウイルス特設サイトより)

 

コロナ死はその認定の仕方に問題があって、交通事故死でもコロナに感染していればコロナ死と数えよ、と厚労省の馬鹿げた通達があるように、国はなるべくコロナ死を多く見せたいという不思議な考えがあるから、上に挙げたコロナ死者数は多く見積もってのことであり、実際のコロナ死はもう少し少ないとみてよい。

 

従って2022年(つまり昨年)は、コロナ死3.9万人を含めて死者数を見ても、2022年度は前年に比べ13万人も死者が増加しているのは異常というしかない。

もしコロナによる死亡が多かったと説明できるのなら、せいぜい前年比5~6万人増程度となろう。それが13万人増である。

その差の6~7万人増加をなんと説明するのか。要因は何なのか。それほどの死亡数増を政府もマスコミも口を拭ってスルーするばかりだ。説明できないのである。いや説明したくないのであるる

 

この死亡者の大幅増加は世界的な傾向といえるのである。

カナダ、イタリア、イギリスに続いて、ドイツ、ノルウェー、フランス、オランダ、シンガポール等々多くの国で2022年の超過死亡数は異常に増加していると報告されている。つまり、日本の異常な死亡数増は日本特有の出来事ではなく、世界的に発生していることなのである。

 

何が原因なのかみんな薄々わかっている。いや、薄々なんかではなく、ワクチン接種が死亡を増加させたことは今や明白な事実となって表れているのである。

 

しかし、ウクライナ戦争同様日本のマスコミは全く真実を報道しようとしない。報道しなければ、「事実はない」と強弁できると高を括っているのだ。

 

しかし、今は口に戸を立てることはできない時代だ。

そのため、何らかのでたらめな理由を持ち込んで情弱者を丸め込もうと企む。

それがおそらく昨日のクローズアップ現代の放送ではないか。

 

ワクチン死は心臓の病となって表れることが知られている。心筋炎、心不全、心筋梗塞、血栓症等々。

読売新聞

「新型コロナウイルスの影響で中止されていた市民マラソン大会が各地で再開する中、ランナーが突然倒れて心肺停止になる事故が相次いでいる。コロナ禍で巣ごもり生活が続き、調整不足のまま参加すると体調悪化のリスクが高まる。大会で医療支援を行う医師は「体力を過信せず、入念なトレーニングで大会に備えて」と注意を呼びかける。

昨年10月、3年ぶりに開催された「いわて盛岡シティマラソン」。岩手県二戸市の学習塾経営の男性(70)は42・195キロを完走後、移動のバス内で倒れ、心肺停止になった。

同じく3年ぶりに開催された昨年11月の「神戸マラソン」では50歳代男性が心肺停止となり、医師の救命処置で意識を取り戻した。同6月に長野県で行われた「信州安曇野ハーフマラソン」では、60歳代男性が出走中に倒れて死亡した。」

(引用終わり)

 

ワクチンは日本人の8割以上が2~3回接種済みだ。若者が突然死すればワクチン死が疑われる。

また、ワクチンによる免疫機構が破壊され、老人のがんの悪化・死亡が増大しているという。

 

井上正康教授は言う。

「…mRNAワクチンは自然免疫や細胞性免疫を抑制する作用が知られている。…コロナウイルス、ブレイクスルー感染を含む様々なウイルスや病原菌に感染しやすくなる(日和見感染症)。帯状疱疹はその中の一つに過ぎない。この免疫抑制機構により『ターボ癌』と呼ばれるステージ4で増殖速度が著しく速いガンが激増している。」

つまり、ワクチンが病気を作り出しているのである。

 

また、現代ビジネスが血栓症について恐ろしい記事を書いている。

「厚生労働省はワクチンの副反応疑い死の人数を1966人に更新した。接種が原因で発症したとみられる異常な症状で命を落とす患者たち。経験したことのない事態に医師や看護師は声をあげ始めた。 大阪医科薬科大学法医学教室の鈴木廣一名誉教授は、大阪府警から解剖を依頼された遺体にメスを入れ、思わず目を見張った。

府内に住む61歳(当時)の男性、Aさんである。心臓と肺をつなぐ太い動脈を切り離したときのことだった。血管から流れ出てきたのは、ドロリとした血の塊―血栓だ。男性の肺動脈には、コーヒーゼリーのような赤茶色の血栓がびっしりと詰まっていた。

「明らかな肺動脈血栓塞栓症でした」(鈴木氏)脚などでできた血栓が血流に乗って肺の血管内に集まり、塞いでしまう疾患のことだ。

 血栓は、そのほとんどが足首から膝にかけて走る静脈でできる。そのため鈴木氏はまず、左脚の静脈を調べた。だが、血栓はどこにも見当たらない。続けて右脚を調べると、静脈にぎっしりと血栓が詰まっていた。おそらく死の直前、Aさんの両脚の血管には、どちらも血栓が生じていた。何かのきっかけで左脚の血栓がはがれ、肺動脈を塞いで、彼を死に至らしめたのだろう―。

解剖の結果、鈴木氏はそう推測した。

 Aさんは’21年8月5日、ファイザー社製ワクチンの接種を受けた。それから5日後の8月10日、妻に胸の苦しさを訴え、接種を受けた医院に向かおうと自転車に乗った直後、うめきながら倒れたという。救命救急センターに運ばれたがすでに心肺停止状態で、間もなく死亡が確認された。

Aさんは毎朝の散歩を日課にしており、大きな血栓が生じる可能性は低かった。

原因として考えられるのは、ワクチンを接種したことだけだ。

 鈴木氏はAさんの死亡検案書にこう記した。

〈死因は肺動脈血栓塞栓症と心筋炎〉〈ワクチンとの因果関係あり〉  

(中略)

 医療裁判を扱い、「副反応疑い死」の遺族救済にも取り組む弁護士の青山雅幸氏は、ワクチン接種後に死亡した人々の死因や死亡時期を調べて、ある共通点に気が付いた。

 「心疾患が原因で亡くなった方々に目立つのは、接種後5日以内に亡くなるケースです。解剖やAIによる画像診断では、特に異常が見当たらないのに、心臓が原因の突然死で自宅で命を落としている。

彼らの多くは既往症や受診歴がなく、30代以下の人も目立ちます。健康だった若者が、心臓が止まって治療をする間もなく突然死するなんて、普通は考えづらい

 

 また女性の場合、接種直後に脳や内臓からの出血で亡くなるケースが多いとも青山氏は言う。脳溢血、くも膜下出血、肺からの出血などが少なからず報告されているのだ。

「コレステロールの薬の副作用で骨格筋が溶ける『横紋筋融解症』も目立ちます。同様に心臓の筋肉の細胞も急激に溶けることがあります。その結果、心筋梗塞や心不全、致死性の不整脈が生じて、突然死を招く人がいると考えられます」(長尾クリニック名誉院長の長尾和宏氏)

 

 前述した厚労省が報告したワクチン接種後の死亡事例にも、この症状で亡くなったケースが複数記されている。 昨年11月20日に5回目の接種を受けた79歳女性は、3日後の23日に死亡した。死因は横紋筋融解症のほか、敗血症や多臓器不全も見られたという。

12月5日に5回目接種を受けた79歳の女性も、翌日にやはり横紋筋融解症を起こして亡くなっている。記録によると接種直後から悪寒があり、未明に嘔吐して救急搬送されたが、同日正午に死亡した。 さらに医師たちが不審を抱いているのが、異常な高熱で亡くなる人が多発していることだ。(後略)」

(引用終わり)

 

こういう症例がワクチンに起因すると報告が多くなれば、マスコミもなんとかワクチン死を隠ぺいする理屈はないかと探し始める。

 

私はその一つとして、クローズアップ現代の昨日の放送「急増「心不全」が危ない!“不治の病”回避最前線」をそのようなものとして疑った。

 

 NHKのクロ現のホームページには次のようなことが書かれている。

「 新型コロナの流行で、誰もが知るところとなった「パンデミック」という言葉。

実はいま、もう1つの“パンデミック”が、私たちの命を脅かそうと迫ってきています。

それは“心不全パンデミック”。

心臓から全身に血液や酸素が送れなくなる「心不全」。これが怖いのは「不治の病」だということです。患者数は年々増え続け、推計120万人。年間のがん患者数を上回る規模となっています。

医療者たちが、本来は感染症の拡大を表す“パンデミック”という言葉をあえて使って、心不全医療の危機を訴えるのはなぜなのか。医療現場の最前線に密着しました。」

 

「患者数120万人、心不全の増加が止まらない。特効薬がなく、5年生存率はガンよりも低い“不治の病”だ。早期発見、発症予防のカギは?最新情報を徹底解説しました。一刻を争う救急搬送、一命を取り留めた後も続く長期入院、容体悪化を繰り返し再入院…医療機関はひっ迫し、今後、助かる命が助からない“心不全パンデミック”状態に陥ることも危惧されています。急増する患者をどう適切な医療につなげるか、医療現場の最前線から報告。」

 

要するに、

「皆さん知らないと思いますが、最近の死亡数の増加は実は心不全パンデミックというものが起こしているのですよ」

と言いたいらしい。

 

「心不全患者数は年々増え続け、推計120万人。年間のがん患者数を上回る規模」と言って、ワクチン死をイメージさせないようとしきりに訴えるのだ。

現場の医師は余りに直接的に心不全の治療に携わりすぎて、ワクチンの弊害など頭に入っていないようだ。最近はなぜか心不全患者が増大しているという現象だけを不思議がるのである。

 

 NHKからすれば、ワクチンと心不全を切り離すことができたと喜んでいると邪推する。

しかし、何のために。こういうところに NHKの黒い思惑が働いていると勘ぐらざるを得ないのである。

 

私の推測は単なる推測である。 NHKがわざとワクチン死から目をそらさせようとしているという証拠も根拠もない。

しかし、普通の常識があれば、世界的な死亡増とワクチンとの関係。特に心臓疾患とワクチンとの関係に思いが至るのが当然ではないのか。

 

そもそも昔から「クローズアップ現代」という NHKの番組は胡散臭いので有名なのだ。客観的な番組作りより最初から為にする番組作りが多いのである。

そういう点で、昨日のクロ現の心不全の扱いは黒い意図が大ありの番組と見ざるを得ないのである。