さんしまい

さんしまい

三姉妹のお母さんです。子供の成長や病気で気になることを他のお母さんたちと共有できたらと思い、ブログをはじめました。長女の摂食障害での悩みをかくことが多いです。

 
 

長女が入院してから2か月と1週間経過しました。

 

3回目の家族面談です。

 

 

入院開始時と比べて、かなり顔が明るくなった長女。

 

ネガティブ発言は変わりませんが、気の強さが戻ってきたように感じます。

 

入院前はロラゼパムというメンタルが落ちた時に飲める頓服薬を、毎日夕方に飲んでいたのですが、入院中は薬を全部預けるので、飲みたくなったらナースステーションに行って、もらわないといけないらしく、それが面倒くさかったので、ほとんど飲んでいないそうです。

 

最初の頃は涙がでて、頓服飲みたい。でも面倒くさいって感じで、ベッドの上で泣いて我慢していたそうですが、今は特に飲まなくても涙はでなくなったそうです。

 

 

それと頭のてっぺんにパイナップルみたいに短い毛がたくさん生えてました。

 

あと、肌質が悪くなっているような・・・・。

 

 

体重を増やしている最中は体内で色々動いているようで、様々な変化が表れるようです。

 

心配になる症状ですが、良くなっていってる証拠なのだそうです。

 

もうしばらくして体重があがりきっちゃえば、そういった症状も全部良くなるそうです。

 

それと、アサーティブを学んでいるそうです。

 

簡単に説明されたのですが、自己主張を交えて、相手の気持ちも確認するみたいな。

 

私はこうしたいけど、お母さんはどうしたい?

 

といったように、自分の気持ちを言うことでストレス軽減され、でも押し通すわけではなく、相手の気持ちも思いやることもできるという方法らしいです。

 

先生から本も貸してもらい、テストも受けたそうですが、長女はテストでは合格ですとのことで、後は実践していけるようにしていくそうです。

 

家族面談の会話もアサーティブでするように促されてました。

 

かなり食事量が多いと前々回くらいに書きましたが、外出もせず、ベッドの上でほとんど過ごすので、完食している長女の体重はみるみる増えていきました。

 

2週間で2㎏くらい増やすことができたそうです。

 

今の長女の調子と体重の増加を考えて、退院の予定がたちました。

 

 

まだ、退院後も体重を増やすことはしないといけないのですが、今の長女の様子なら大丈夫だろうということでした。

 

次回は退院です。

 

 

入院費いくらくらいなんだろう・・・・。

 

まだ11月の請求分しか払ってなくて、その11月分は2日の入院だったのに、2万円超えました。

 

遠方なのと家族面談は土日で、会計窓口がしまっていて払えないと事務の方に電話で相談したら、退院時にまとめて払う形で良いとなり、12月から2月分の請求がたまっています。

 

クレジットカード使えるらしいので、現金を用意する必要はないけど、いくらかしら・・・・。

 

 

 

 

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長女が入院して1か月と3週間経過しました。

 

気が重いです・・・。

 

 

ですが、2回目の家族面談の日がやって来ました。

 

行きたくないよう。

 

逃げたい。

 

 

 

今回の家族面談は前回のようなテストはせず、結論を先に言われました。

 

先生「長女ちゃんと前回のようなテストをたくさんして、長女ちゃんの今の症状は、

 

摂食障害です。」

 

私 は?(心の中)

 

先生「やはり最初にかかった食物回避性情緒障害も摂食障害のひとつですが、今長女ちゃんの中に残っているのは、摂食障害と思われます。」

 

私「・・・・。」

 

先生「前回の摂食障害で、長女ちゃんの目標体重を設定したと思うのですが、覚えてますか?」

 

私「はい。たしか45Kgくらい・・・」

 

先生「長女ちゃんが元気になったことと、生理が再開したことから、摂食障害ではなく、うつ病へ移行したと考えたのですが、どうやら摂食障害がぬけきれてなかったということです。」

 

私「はい。」

 

先生「血液検査をしたのですが、長女ちゃんのこの女性ホルモンの数値がとても・・・というかかなり低かったです。普通、こんなに低いと生理は来ません。たぶんもうすぐ止まるでしょう。」

 

長女が最初にかかったときの体重計画として、身長150.4cmの長女の標準体重は47.2㎏と言われました(2020年の情報です)

標準体重の90%の42.4㎏まで増えて、半年から1年で生理再開という予定でした。

 

確かに生理は不定期で標準的な生理周期ではなかったけど、1か月半に1回はきてたのに。

 

先生「なので、今の精神不良は摂食障害が原因で体重が増えたら治るでしょう。」

 

先生「目標体重は45.7㎏です。」

 

先生「しばらくはまだ入院して、体重を増やすことに専念させましょう。」

 

 

 

もう言葉が出なかったです。

 

安心したような・・・・なんというか・・・・。

 

家に着くまで車で50分くらいかかるのですが、旦那と会話なかったです。

 

 

でも、私が原因ということがなくなって本当に良かったです。

 

あとから長女から言われたのですが、本当は中2の時に両足の手術をして、動く量が減ってったときに学校行ったら友達に「少し丸くなった?」と言われて傷ついたそうです。

 

もともと、長女は気太りするし、顔だけ先に太るタイプで幼いころもほっぺがぷにぷにでした。

 

脱いだら全く太ってないのに、顔が一番見えるから仕方ないのですが。

 

でも、本人が認めてきちんと言葉にできるということは、少しづつよくなっているということ。

 

体重を増やせば治るということは、明確な目標ができて長女も少し元気そう。

 

でも、体重を増やすということがいうほど簡単ではないことは、家族全員がわかっています。

 

ダイエットがしたい人がこれ飲んだらやせるっていう薬が欲しいように、これ飲んだら体重が増えますって薬が欲しいと何度思ったことだろう。

 

長女が自分から進んで食べるわけがない。

 

とりあえず、家に帰ると食べないことが分かっているので、入院延期となりました。

 

入院中は今まで完食してなかったご飯を完食することが目標となりました。

 

 

 

 

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長女が入院して1か月と1週間経過したくらいに初の家族面談をしたいと先生に呼び出されました。

 

一般外来の時間とは別で、土曜の午後に1時間くらいの面談でした。

 

家族面談ということで、旦那と私と三女で行きました。(次女はバイト)

 

長女の治療の経過を教えてもらいました。

 

1枚の外国の男の子が写った白黒写真を見せられ、この男の子はどんな心境でしょうか?というような長女がやっているテストを試しにやったりしました。

 

こういうテストを行うことで、長女の深層心理がわかり、長女の過去をほりだしていくそうです。

 

長女がこれまで私とどういうふうに過ごしたかなど、どのように思い出として残っているかなど・・・。

 

長女の心の奥深くに何がひっかかって今こういう状況に陥ってしまったのかなど、紐解いていくそうです。

 

ですが、まだ全部紐解くことができていないようで、まだまだ退院をさせることはできないと言われました。

 

どんなに後悔しても過去をやり直すことはできないし、私があの時あんなに怒ったから今の長女が傷ついているのかもしれない。もっと優しく育てればよかったのか、厳しすぎたのか、スマホを制限なく使わせていればよかったのかなどなど、もう何が悪いのか・・・・

 

とくかく思い当たること全てが原因のように感じて、自分のメンタルも崩壊しそうな感じでした。

 

とにかく自分を責めていました。

 

毎日、ふとした瞬間に頭をよぎる後悔。

 

どうすることもできない、自分の無力さ。

 

落ちそうな時は三女と次女にくっつきました。

 

そうして、自分を癒してました。

 

ただ、くっついているだけだけど、子供の体温を感じると不思議と落ち着くことができ、自分を保つことができました。

 

 

 

 

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