調色の先端技術に度肝を抜かれる。 | DUCATIとBOXER ENGINE

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普段は会社支給の2代目プリウスを通勤の足として使い、
週末はR1200RTでツーリング。
空冷HYPERMOTARDは専ら近所徘徊用。
週末専用の4輪はAMG CLA45だぁ!

綺麗に仕上がってるし、コレでもイイかぁ💦
って思ってはいたけど、私の嫌な側面(神経質)を
抑えることが出来ず、塗装業社さん数軒に問い合わせ...
 

 

 

というのも話は遡り、このCLA購入時のこと。

フューエルリッドカバーの縁がキズだらけであった。

コレについては、購入時販売店から報告をうけてはいた部分。

 

 

 

メルセデスのフューエルリッドとカバーは、容易に脱着できる構造ではあるが、

リッドかカバーか判らんが、固定する為の爪が折れてるため、

写真の様に開くと、容易に取れてしまう現象が起こっていた。

 

 

コレは推測だが…

このCLA45の前オーナーが、フューエルリッドの樹脂でできた、

留め具が何らかの原因で破損していることに気づかないまま、

フューエルリッドを開き、不運にもカバーを地面に落下させたことによる

キズと塗装の剥がれではないかと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、購入以前から、このキズの事を知っていた私は、

実車を見て、再塗装か否かを判断する事にし…

 

結果、補修に出すことにして、業者1に依頼。

フューエルリッドカバーのみを塗り直し、リッドとカバーは接着するとのこと。

 

正直、再塗装に一抹の不安を抱きつつ施工を依頼。

仕上がってきた塗装は綺麗ではあったが、

上の写真のとおりちと色が暗い。

こんなもんだと自分に言い聞かせていたが、

モヤモヤが晴れない。

 

もう少しどうにかならないかと業者1に相談するも、

厳しいとの返答…

 

何せフューエルリットカバーのみを塗って、
隣接するフェンダーをボカシ無しで色を合わせする作業。
 
難易度が高い事は承知の上で、幾つかの業社2・3にもお願いするが、
ことごとく返ってくる答えは『完璧に合わせる事は無理❗️』
 
時間と費用をかけたら?の問いに対しても、
『申し訳ないが、試してみないと判らない❗️』
本音はきっと『こんな仕事はやりたくない❗️』ってことだと悟った。😩
 
それでも諦めきれない私は...
測色機を備えている業社さんに問合せ🤙
 

 

こちらをご参照ください。↓↓

 

 

 

 
しかし、最初の答えは『色は合わないです😆』と明るい返答。
『元々車はパーツ毎に色が違います😅』とまた明るく返答。
明るいが、答えの内容はネガティブ💦
 
だけど食い下がって、実車を見て貰う事にした。
クアンタムEFX という多角型分光測色機でCLAの色を計測。
PCで最も私のCLAに近い色のグレーを解析。
配合される塗料もズラズラっと示された。😳
 
早速テストピースを1枚作成📄
実車に当てて確認、コレが見事❗️
メタリックの反射、すかしが実車と変わらない‼️
てか、素人には区別がつかないのかもしれないが、
一発でPCが弾き出した91%合致が、
ここまで高いクオリティとは参りました。🙇
 
 
ってな事で塗装を依頼し、出来上がったのが下の写真。

 

 

 

 

 

 

メタリックの反射も、すかしも、実写の塗装と見分けがつかないクオリティ❗️

 

まぁ人によっては妥協出来ない範囲でもないかもしれないが、
塗装の業界でも、技術の進歩はスッゲーなぁというお話しでした。😜
 
ではでは…