P.262 唯一役に立つかもしれないと思われるのは、ダンブルドアに関する情報の可能性だ。
UK版P.151 the only potentially useful thing he could see here was possible
information on Dumbledore.
possible は可能性だから、らしきものとしてはどうだろうか?
potentially を潜在的にとすると固いよね。
試訳:唯一役立ちそうに思えるのは、ダンブルドアの情報らしきものだ。
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P.273 ハリーを見る軽蔑した目が、持ち主がハリーに変わっても、ハリーに対する
態度は着ているものと同様、変わっていないことを示していた。
UK版P.157 and the contemptuous look he bent upon Harry showed that his
attitude to his change of ownership had altered no more than his outfit.
試訳:ハリーに対する軽蔑のまなざしが語っていた。ハリーが主人になっても
クリーチャーの態度は、衣服と同様に変わっていないことを。
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P.278 悪い子でしたし、無法者で奥様の心を破った人です。
UK版P.159 for he was a bad boy and broke my mistress's heart with his
lawless ways.
シリウスについて語るクリーチャー。
lawless は確かに無法のと辞書には出てくるが。法律を守らない→家の規律を守らない
としたら意訳か。あとは辞書には手に負えないという意味も書かれているのだが。
心を破ったも、耳慣れないと思ったが、辞書によると「人の機嫌を損ねる」という意味がある。
でもこの場合は心を傷つけたが一番かと。
試訳:悪い子でしたし、手に負えないことをなさって奥様の心を傷つけました。
悪い子でしたし、(家の)規律を守らず奥様の心を傷つけました。
ちなみに。
最初に「レギュラス様」(P.276)と言っていたクリーチャーが、P,277から「レギュラス坊ちゃま」
と言うようになり、まぁ大好きだったみたいだし、若い方の息子だし、思い出話だしと思っていたら、
P.278からは「レギュラス様」に戻っている。
P.279は「レギュラス坊ちゃま」と「レギュラス様」。
P.280は「レギュラス様」。
P.281は「レギュラス坊ちゃま」。
P.282は「ご主人様」と「坊ちゃま」
ページごとに変わってしまうところにテキトーさを感じる。
原書は、シリウスもレギュラスも常に Master Sirius 、Master Regulus.
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P.278 一緒に海辺の洞穴(ほらあなとルビ)に連れていきました。洞穴の奥に洞窟
(どうくつとルビ)があって、洞窟には大きな黒い湖が……」
クリーチャーがヴォルデモートと行った洞穴について語るシーン。洞穴の奥に洞窟
って、同じものでは?って思ってしまった。
UK版P.160 but took Kreacher with him to a cave beside the sea. And beyond
the cave there was a cavern, and in the cavern was a great black lake... '
cave と cavern は、洞穴の大きいものが cavern だそうだ。どっちも洞穴だし、訳し難い
のかもしれないが、海のそばにあいた穴へと連れて行き、その横穴を通り抜けたら、
大きな洞窟が…とか?出来なかったのかな。これは6巻を読み直してから考える。
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P.278 一人の魔法使いと一人の犠牲者を乗せて中央の島へと運ぶようになっていた。
そういうやり方で、ヴォルデモートは分霊箱の守りをテストしたのだ。使い捨ての
生き物である屋敷しもべ妖精を借りて……。
UK版P.160 This, then, was how Voldemort had tested the defences
surrounding the Horcrux: by borrowing a disposable creature, a house-elf...
この前は島へ行くボートの説明なので、いきなりそういうやり方って出てくると勝手に湖の
中央へ行くボートが、守りのテストのように思えてします。
試訳:つまり、ヴォルデモートはこの方法でホークラックス周辺の守りを試したのだ。
使い捨ての生き物、ハウスエルフを借りて……。
あら。おんなじか(涙)
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P.280 「もちろんだわ。ヴォルデモートは、屋敷しもべ妖精なんて ~略~ 」
UK版P.161 'Of course, Voldemort would have considered the ways of house-elves
Of course が、自動的にもちろんになっている気がする。この前は誰も話していないので
いきなりもちろんってのもね。当然ながらとか、言うまでもなくとかいろいろあるのにね。
試訳:「言うまでもなく、ヴォルデモートはハウスエルフなんて
このあとの台詞でハーマイオニーは純血たち(the pure-bloods)と言ってるが、純血たちって
日本語としてどうなのかな…。純血の人たちとか、純血主義者(ちょっと違うかも)とか。
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P.281 「屋敷しもべ妖精の最高法規は、ご主人様の命令です」
UK版P. 161 ' The house-elf's highest law is his master's bidding. '
最高法規も間違いではないけど、法規と聞くと法律っぽいな。なにも法律で決まってる
ことじゃないしな…と思った。辞書で調べたら、法規には法律のほか規則という意味も
あったので、これでもいいのかも。でも私なら、最高規範(判断、評価、行為などの
よるべき基準)とか、せめて規律。不文律がぴったりだけど、うまいこと台詞になりません。
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P.291 ストレスがだんだん表に顔を出してきた。
UK版P.167 and the strain was starting to tell.
最初は変な文章と思っただけでした。
stressはストレスとせず、strainはストレスとする…。ま、意味は間違ってないもかもしれないが。
試訳:ストレスが表にあらわれてきた。
緊張感が目に見えて高まってきた。
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P.297 「死喰い人たちは、『隠れ穴』を上から下まで探した」
UK版P.170 The Death Eaters seached The Burrow from top to bottom, '
間違ってないけど…。徹底的にではダメなのかな?なんか気が抜ける。せめて隅から隅まで
とか?
試訳:「死喰い人たちは、『隠れ穴』を徹底的に探していた」
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なんか幼稚な言い回しが続く。
P.297 「結婚式をめちゃめちゃにすると同時に、ほかの死喰い人たちは、国中の騎士団
に関係する家すべてに侵入した。いや、誰も死んではいないよ」
UK版P.170 ' At the same time that they were smashing up the wedding,
more Death Eaters were forcing their way into every Order-connected
house in the country. No death. '
P.297 「結婚式をぶち壊した同じ頃、ほかの死喰い人たちが国中の騎士団関係者の
家すべてに押し入った。誰も死んではいないよ」
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P.298 トンクスの家族は『磔の呪文』をかけられた。そこでもまた、君があそこに
着いたあと、どこに行ったのかを聞き出そうとしたわけだ。
UK版P.170 they used the Cruciatus Curse on Tonks's family. Again, trying to
find out where you went after you visited them.
そこでもまた、あそこと続く。気にならないのかな?
試訳:死喰い人はトンクスの家族に『磔の呪文』をかけた。そこでもまた、君があの家
を訪ねた後に、どこへ行ったかを聞き出そうとしたわけだ。
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P.298 我々がかけたあらゆる死喰い人除けの呪文を、連中は破り去った。
そして、いったんその内側に入ると、連中は侵入の目的をむき出しにしたんだ」
最後の方、さっぱり意味がわからん。死喰い人除けってのも気になる。
UK版P.170 ' They've got the power to perform brutal spells without fear of
indentification or arrest. They managed to penetrate every defensive spell
we'd cast against them, and once inside, they were completely open about
why they'd come. '
試訳:連中は、我々がかけた死喰い人に対する守りの呪文を突破した。その領域内
に入ったとたん、何が狙いなのかをむき出しにしたんだ」
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P.300 「クーデターは円滑で、事実上沈黙のうちに行われた」
UK版P.171 'The coup has been smooth and virtually silent. '
翻訳ソフトのような訳…。
試訳:「クーデターは順調で、実際のところ、暗黙のうちに行われた」
「クーデターは順調。実際、静かなものだったよ」
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P.301 「マグル生まれ登録」
UK版P.172 ' " Muggle-born Register ", '
会話、口語だったらまだしも魔法省が決めた公式なものだから
試訳:「マグル出身者登録」
として欲しいなぁ。「外国生まれ登録」とか、言わないでしょう。その続きの新聞記事も
ビミョーにまどろっこしいけど、全直しになるので、ここではスルー。
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P.307 我々は、ほとんど誰も出会ったことがなく、想像したこともないような魔法と
対決することになるに違いない」
出会ったことがない魔法って、許容範囲だけど気になる。
UK版P.175 I believe that we are facing magic many of us have never
encountered or imagined. '
試訳:我々が、今までに遭遇したことも、想像したこともないような魔法と対決する
ことになる」
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P.322 赤い火花が眉毛に飛び、眉に火が点いた。
UK版P.182 and shot red sparks into his eyebrows, which ignited.
眉って繰り返さなくてもいいのにね。
試訳:赤い火花が眉毛に飛んで火がついた。
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P.324 見張っている訪問者たちは、ほとんど満足な成果が得られない様子だった。
UK版P.184 The watchers seemed to be gleaning little satisfaction from their vigil.
The watchers が見ている人たち。from their vigil が見張りから。意味がかぶっているから、
訪問者としたのだろうが、見張っている訪問者なんてぎこちない…。
試訳:見張りをしていた者たちは、ほとんど満足な成果が得られない様子だった。