言葉が足りない男たち
梅雨が明けたと思ったら、毎日暑いですね。最近気になるドラマといえば「凪のお暇」。空気読みすぎる主人公がリセットして人生やり直すというお話のようですが、うちの子供たちは見ていて痛いという感じのようです。私は、黒木華さんが好きなので見ていることもありますが自分の好きという気持ちを素直に相手に伝えられず毎回、陰で号泣する高橋一生さん演じる慎二が結構好きです。あの時、あの一声さえかけていれば。あの時、あの一声があったからこそ。振り返ると、そんなことが恋愛だけでなく、いろんな場面でもあるように思います。ちょうど、今日のNHKの朝の連続テレビ小説「なつぞら」も広瀬すずが演じる主人公の奥原なつに中川大志演じる恋人の坂場一久が言葉の足りない男として描かれていましたが、こちらはなつが「私はあなたの才能に惚れたのではない。」(上記は正確なセリフとうより、私の記憶の印象です。)と見事に伝えて、一久さんがなつへの「好き」を見つめなおす展開になっていました。(しかし、ほんとに二人とも演技が上手!) その一言で 励まされ その一言で 夢をもち その一言で 腹が立ち その一言で がっかりし その一言で 泣かされる ほんのわずかな 一言が 不思議に 大きな力持つ ほんの一寸の 一言で 上記は社会人になったときに、新入社員教育を担当して下さった講師から贈られた高橋系吾さんの「その一言」という詩です。言葉が足りない、言葉の掛け違えで人間関係さえも時に壊れてしまう。でも、言葉があるからこそ、仲直りもできる。全く同じように考えたり、感じたりはできなくても相手が何を大事にしているのか、何に価値を感じているのかを感じ取りたい、できれば理解したいと思っています。もちろん、それはカウンセリングを学びキャリアコンサルタントとしての自分の在り方に繋がるものであるからではありますが、同時に自分以外の他者を受け入れ、理解しようとすることが多様性を保持し、だれもが生きやすい社会を作ることに繋がっているんじゃないかなと感じているからです。I'm O.K,You are O.kな社会のほうが暮らしやすいと思っています。「なつぞら」は多分大丈夫だとして、「凪のお暇」の慎二がどうなっていくのか、原作を知らない分、楽しみにしたいと思います。