本日、「チャップリン暗殺指令」文庫版が発売になりました!
515事件のとき、たまたま来日していたチャップリン。
しかしそのとき「チャップリンを暗殺せよ」という恐るべき指令があった──。
そんな実話をもとにしています。
それにつけても先日亡くなった志村けんさんって、チャップリンみたいな人でしたね。
朝ドラのいい演技をみるたびに惜しいなぁと思います。
私は最初、チャップリンって最高に面白い人だなと夢中になってビデオを漁ったものですが、あるとき「街の灯」という映画を見て、衝撃を受けました。「えっ、あの人がなんでこんな真面目な映画やってるの?」と。 でも「街の灯」はおそろしくよい映画であり、コメディとヒューマン、両極端の分野で最高のものを作れるというのはどういうことかとびっくりしたものです。
でも今思えば、コメディとヒューマンって表と裏なのかもしれないですね。意外につながっているのかも。
そんなことを考えるにつけ、志村けんさんの裏面をもっともっと見たかったなと思います。(表面だけでも相当楽しいけど)
515事件のとき、チャップリンはどういう行動をとったのか。
そこは私の想像で描いてますが、チャップリンだったらきっとこうするだろうな、というところを憧れを込めて書いています。
手に取りやすいサイズになりましたので、よければどうぞ。