強圧的なTOB | ナイガシロ星人のブログ

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6月21日にJX金属によるタツタ電線に対するTOBが開始された。
タツタ電線は配当目的で取得していた銘柄なので売りたくなかったが、TOB後は上場廃止予定とのことでやむなく売却することにした。
市場ではTOB価格以上の株価で推移しているので、現在、市場で売却中。

タツタ電線
取得単価:461円
TOB価格:720円


元々、2022年12月に公表されていたTOBだが、中国当局の承認手続きの遅れから1年半遅れて開始されたものだ。
タツタ電線からはそれまで安定的に配当されていたが、TOB公表後は上場廃止を前提として無配にされてしまった。

理由が全く不合理だ。


それでもTOB価格で売れれば良いと思っていたが、ズルズルとTOB開始が遅延。

株価も低迷して売り時を失してしまっていた。

TOB価格は通常DCF法で算定されるものなので、1年半遅延すれば計算上、割引が打ち消されて、TOB価格は当然増額されるものと思っていたが、まさかの720円で据え置き

配当も横取りされ、TOB価格も買い叩かれてしまい、ホント、買手(JX金属)と売手(タツタ電線)が手を組んだ友好的買収では、私のような少数株主の利益はナイガシロ。。。
TOBに不満でも売らざるを得ない強圧性を感じるTOBだ。

最悪