NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」。
これ、5才児だから許される「なんで?」であって、
50歳のおっちゃんが「なんで?」とは聞けないのです。
仮に聞くと、「うるさい自分で考えろ」となる?
さて、世の中には当たり前と思っていることに再び疑問の光を当てて
認識を新たにして臨むということは、けっこう大切なことだったりします。
わかっているつもりでも実はさっぱり
わかっていなかったということも意外と多い。
そしてその「わかっていなかった」と気づくのが遅いほど後悔は大きい。
再び疑問に思うこと、これ”問題意識”と学んだんですが、
この問題意識を持って臨むと下手すると
組織をハチャメチャにしていると誤解を生みます。
例えば創価学会は広宣流布を目指す団体ですが、この「広宣流布ってなに?」
あるいは、「どうして広宣流布を目指すの?なんで?」と聞けば、
司会のしている幹部から「それは後でゆっくり説明させてもらうわ」と
しっかり目を睨みつけて言われそうな危機感を覚えるのは私だけ?
前にも書いたと思うけど、こういう疑問は大切で、これを曖昧にして
活動しても喜びなんてでようがないし、だいいち、やらされている感でしかない。
今やっていることに意味があると思うからこそ
やる気もおこるし自らを鼓舞して頑張るわけです。
4月13日(土)の3面に原田会長の指導が掲載されました。
「下種の拡大」、「後継の育成」に全力とありますが、今一度
その活動の意義を明確に訴えるべきと思うのです。
ただただ上から下へ流すだけなら単なる伝言ゲームです。
言葉の精度が落ちるだけなんで、そんな中間幹部は不要です。
地域地域、組織組織で異なる桜梅桃李なら、
それに応じた咀嚼をして訴えてこそ、伝えてこそ価値があります。
そういう意味で、わかったふりをして流してしまうよりも
「なんで?」と問題意識を提示する組織の中にいるチコちゃんは
実はとっても大切な一人なのです。