東京新聞の「鉄道クラブ」というコラムによると、通称「安中貨物」が2025年3月で廃止されるという。荷主の東邦亜鉛の都合により、鉱石輸送の必要がなくなるため、列車も廃止されるようだ。
安中貨物は、いわき市小名浜から臨海鉄道、JR常磐線、武蔵野線、高崎線、信越線を経由し安中駅に至る。私も信越線や高崎線でたびたび撮影した。面白かったのは2009年から12年頃で、牽引する機関車がコロコロ変わった。かつて寝台特急「北斗星」や「カシオペア」を牽引した機関車が鉱石輸送するのは実に貴重な光景だった。
数回に分けて、安中貨物の記録をまとめてみたい。
今回は高崎線岡部-本庄間で撮影したEF81牽引の安中貨物をまとめた。

午後の高崎線を北上する安中貨物
EF81にも色々なタイプがある
車体側面に斜めにEF81と書かれた珍しいタイプが偶然やってきた
2009年9月

うららかな春を行く安中貨物
車体側面の流れ星から、「北斗星」の牽引機であることがわかる。
2010年4月

夕陽を浴びてEF81の赤色がいっそう鮮やかに輝く
背景に見える密集した鉄骨は変電所の設備
2009年9月
(続く)
JR高崎線で撮影した185系特急列車をまとめた。
185系は7両編成で、「あかぎ」「草津」「水上」の愛称がつけられ、それぞれが単独で運転されたり、併結されて最大14両で運転されていた。
車両が変わり、わずか5両となった今と違い、14両編成の185系がモーター音を唸らせながら走る光景はなかなか壮観だった。

高崎線を快走する特急「水上」
前7両が「水上」、後ろ7両が「草津」
上野-新前橋間を両者が併結するのは国鉄時代から続いている
2010年4月

「あかぎ」上野行きは朝を中心に運転されていた
2010年4月

ローアングルで185系をとらえた
丸みのある先頭車両
4灯のライト、回転幕方式のヘッドマーク、逆三角形の特急マーク、ワイパー4つ、車両設計が根本的に今と違う
控え目ながら均整のとれたデザインは見飽きることがない
2010年4月

前7両は通常の「水上」、後ろ7両は湘南色の「草津」
この時期、185系は湘南色と国鉄特急色が混在していた
2010年9月

185系は2014年3月まで高崎線で運転された
引退間近となった185系特急「草津」
2014年3月
JR吾妻線は単線で沿線には建物が少ないため、すっきりした編成写真が撮影できるポイントがいくつもある。
今回は金島-祖母島間の定番ポイントで撮影した185系特急「草津」をまとめた。
現地は緩やかなカーブで、真上を上越新幹線の高架橋が跨いでいる。

午前中に撮影した上り上野行き「草津」
185系7両編成がすっきり収まる
この当時の「草津」は定期列車1日3往復
2013年11月
午後は下り列車が順光になる
こちら側もすっきりした編成写真が撮れるが
夕方は新幹線の高架の影が伸びる
単純に見える編成写真も意外と制約が多い
2013年11月

この頃は国鉄特急色の185系も混在していた
2013年11月

湘南色の185系は奇抜な存在だった
今見るとカラーセンスは微妙だが
いろいろな塗分けがあっておもしろかった
2011年11月
(続く)












