「FAVORITE 115」シリーズ2回目は、吾妻線の珍名所、日本一短い樽沢トンネルと115系をまとめた。
八ッ場ダム建設に伴い樽沢トンネルを含むルートは廃線となったが、トンネル自体はダム本体の下流側に位置するため現在でも廃線跡として残っている。

 

 

 


「FAVORITE 115」8枚目。

新緑に包まれた樽沢トンネルから顔を出した115系。

極端に短いトンネルなので一瞬の出来事だ。
2006年5月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」9枚目。

紅葉の樽沢トンネルを通過する115系。

2006年11月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」10枚目。

紅葉の吾妻渓谷。深い谷間を縫うように走る115系。

2006年11月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」11枚目。

渓谷の対岸から樽沢トンネルを俯瞰する。

2014年、ダム関連工事により新たな道路が開通し、樽沢トンネルに撮影地が増えた。

しかし、同年限りで廃線となった。最初で最後の撮影となった。

2014年5月。
 

 

115系普通列車。
それは私にとって数多い鉄道車両の中で最も慣れ親しんだ車両である。
子供の頃に線路端で遊びながら115系を眺め、中学生の頃から115系に何度も乗って旅をして、大人になって写真を始めて115系を撮り続けた。

 

「見る」「乗る」「撮る」

振り返ると自分の人生の至るところにいつも115系があった。
2018年3月、115系は群馬県内から引退した。年々115系の記憶が薄れていくが、これまでに撮りためた115系の写真の中から、個人的に気に入っているものや、記録として価値があるものなど、いつまでも残しておきたい115系の写真を115枚選んでみることにした。


題して「FAVORITE 115」
四季の風景に包まれた115系や、記録を重視して撮影した115系など、様々なジャンルに分け、115枚の115系を順次公開していきたい。

「FAVORITE 115」シリーズの第1回目は、八ッ場ダム建設に伴い湖底に沈んだJR吾妻線旧川原湯温泉駅と115系をまとめた。
2014年9月、吾妻線の岩島ー川原湯温泉ー長野原草津口間は新ルートに移設された。廃止される2年前から、旧川原湯温泉駅およびその周辺で115系を何度も撮影した。

 

 

 

 


「FAVORITE 115」1枚目は、115系が旧川原湯温泉駅で交換するシーン。

撮影時は日常的な光景だったが、駅はダム湖の底に沈み、115系が引退した今では、奇跡の一瞬のように見える。
2012年6月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」2枚目。

夕方の旧川原湯温泉駅で115系が並んだ。

2013年11月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」3枚目。

雪の降る日、谷間の駅に乗客はなく、静まり返っていた。

こんな寒い日でも115系はいつものように交換した。

2008年2月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」4枚目。

新線に移設する1週間ほど前、夜の旧川原湯温泉駅に停車中の115系。

私がこの駅で115系を見たのはこれが最後となった。

2014年9月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」5枚目。

旧川原湯温泉駅の近くには吾妻渓谷にかかる鉄橋があり、四季の風景とともに115系を撮影した。

これは初夏の渓谷を渡る115系。

2014年6月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」6枚目。

紅葉の吾妻渓谷と115系。

2013年11月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」7枚目。

冬、雪化粧した吾妻渓谷を渡る115系。

静まり返った渓谷に、列車が鉄橋を渡る音が響き渡った。

2008年2月。
 

(続く)

 

 

(過去の記事を加筆、再構成して掲載します)
 

かつて千葉県内のJR各線で運転されていた113系、通称「スカ色」。
今回は有名撮影地の総武線物井-佐倉間で撮影した113系スカ色をまとめた。

写真はすべて2005年10月撮影。

 

 

 

 


のどかな風景の中を走る113系スカ色。

 

 

 

 

 


秋晴れの朝を走る113系スカ色。千葉以東の総武線は最大8両編成。

 

 

 

 

 


広角レンズを使い、ローアングルで、遠近感を強調した構図で撮影。

 

 

 

 

 


実はこの時、183系特急「しおさい」の撮影が目的だった。
この写真は「しおさい」のついでに撮った。
平凡な1枚だが、今では貴重になった。
 

 

(過去の記事を加筆、再構成して掲載します)
 

かつて千葉県内のJR各線で運転されていた113系普通列車。

クリーム色と青色のツートンカラーは「スカ色」と呼ばれていた。(スカとは横須賀線が由来と思われる)
今から20年ほど前、内房線と総武線で113系スカ色を撮影した。千葉の風景の中を走る113系スカ色はなかなか絵になっていた。
今回は内房線上総湊駅の近くにある鉄橋で撮影した113系スカ色をまとめた。

写真はすべて2005年8月撮影。

 

 

 

 


東京湾にそそぐ湊川にかかる鉄橋を渡る113系。
この鉄橋は川の河口にかけられ、奥には東京湾を望む。

 

 

 

 

 


青空、青い鉄橋、青い電車、青い水。青い夏の一瞬。

 

 

 

 


朝の港には漁船がたくさん停泊していた。
朝日がまぶしい中、113系が通過する。

 

 

 

 


夕方の港。漁船も113系も夕陽に照らされる。

 

 

 

 


東京湾に日が沈むころ、113系と鉄橋のシルエットが鮮やかに浮かび上がる。
 

 

(過去の記事を加筆、再構成して掲載します)


「湘南電車」の愛称で知られた東海道線の113系。
2006年3月、引退が迫る113系を撮影した。

先頭車両には惜別を込めたステッカーが取り付けられ、引退の花道を飾った。

 

 

 

 


「ありがとう113系」のステッカーを掲げ田町付近を通過する113系。
列車種別表示は昔ながらの回転幕。
「快速アクティー」の文字には電光表示にはない温かみが感じられる。

 

 

 

 

 


小雨が降る中、根府川付近を走る113系。
この時は、東京から113系に乗り根府川で下車。ホームから撮影した。

 

 

 

 

 


東神奈川付近を通過する113系。

後方に見えるのはすれ違いの185系特急「踊り子」。

両者は長い間東海道線の顔だった。

 

 

 

 

 


東京駅で発車を待つ113系。
この日は東京ー熱海間を113系で往復した。
私にとって、これが東海道線113系の見納めとなった。