今回は夜の駅で撮影した115系をまとめた。
暗いところでは写真が撮れないと思われがちだが、
夜のホームにはほのかな光があふれている。
昼間の自然光を浴びた115系とは一味違い、
夜の駅では陰影を強調した115系が浮かび上がる。

 

 

 

 


「FAVORITE 115」54枚目。
静寂に包まれた夜の終着駅。
やがて発車メロディが鳴り響く。
115系は時間通りに発車して行った。
2010年6月。信越線横川駅。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」55枚目。
冬の夜、雪の多い越後湯沢駅。
左から、115系、特急「はくたか」、ほくほく線普通列車。
北陸新幹線が金沢まで開業する前、
越後湯沢駅は上越新幹線と特急「はくたか」の乗換駅だった。
2008年1月。上越線越後湯沢駅。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」56枚目。
雨に濡れた115系が並んで発車を待つ。
当たり前に見られた光景が懐かしい。
2016年8月。高崎駅。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」57枚目。
雨が降り続く夜、発車時刻を待つ115系。
昼間に見る115系と違いしっとりした風情がある。
2010年4月。高崎駅。
 

 

このシリーズでは115系の走行写真をメインに掲載しているが、今回はちょっと趣向を変えて、駅で撮影した115系をまとめてみた。

個性豊かな駅を舞台に115系をとらえると、走行写真とは一味違った情景が浮かび上がる。
 

 

 

 

「FAVORITE 115」47枚目。
波打ち際の駅に115系が到着した。
停車時間は短く、青い海と115系の組み合わせも束の間。
2010年9月。信越線青海川駅。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」48枚目。
普段は気に留めない無人駅。
桜が咲く時期だけ記憶に残る。
2006年4月。上越線津久田駅。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」49枚目。
無人駅の停車時間は極めて短い。
地味な駅が華やかに見える時期も短い。
2015年4月。吾妻線市城駅。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」50枚目。
秋、ローカル線の終着駅。
ホームには落ち葉が散らばっていた。
吾妻線の末端区間は廃止がささやかれている。
当たり前だった光景がなくなる日が来るのか・・
2016年11月。吾妻線大前駅。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」51枚目。
豪雪地帯で知られる新潟県南魚沼地方。
列車の高さほどの雪の壁に圧倒される。
除雪した人たちへの感謝を忘れずにいたい。
2015年1月。上越線大沢駅。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」52枚目。
群馬と新潟の県境、谷川岳を貫く新清水トンネル。
湯檜曽駅は上下線のホームが別々になっている。
新潟方面へのトンネル内に進入する115系をとらえた。
2014年1月。上越線湯檜曽駅。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」53枚目。
上越、吾妻、両毛、信越の4方面の列車が集まる高崎駅。
各方面を結ぶ115系が顔を並べるのは日常茶飯事だった。
見慣れた光景も今では貴重な思い出だ。
2013年1月。高崎駅。
 

 

鉄道写真を続けていると桜が咲く時期はそわそわする。本来、花見はのんびりしてこそ楽しいものだが、桜と列車をセットで撮りたい気持ちが先走り、撮影の場所取りや人混みなど、普段の撮影より気疲れすることが多かった。
いつしか桜の名所を避け、あまり人目につかない桜を探し求めるようになった。
今回は名所ではない桜と115系と組み合わせてみた。

 

 

 

 


「FAVORITE 115」40枚目。
池のほとりの桜と115系。
この頃、115系は引退が迫っていた。
結局ここで撮影したのは最初で最後となった。
両毛線国定ー岩宿。2017年4月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」41枚目。
快晴の下、満開の桜と115系。
両毛線駒形ー伊勢崎。2014年4月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」42枚目。
うららかな春の陽気に包まれて
桜の木の下から115系をとらえた。
両毛線駒形ー伊勢崎。2014年4月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」43枚目。
桜前線が水上まで北上した。
満開の桜に残雪の谷川岳、そして115系。
上越線上牧-水上。2006年4月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」44枚目。
上越線の列車は1時間に1本しかないが、
利根川のせせらぎを聞きながら桜を眺めていると退屈しない。
115系がお目当てだが、花見の方がいいと思うほど見事な桜だった。
上越線津久田-岩本。2014年4月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」45枚目。
普段は見過ごしてしまう小さな駅。
桜の時期にはふらりと途中下車してみたい。
吾妻線市城駅。2015年4月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」46枚目。
線路に沿う桜並木が見頃を迎えた。
これほど見事な桜なのに撮影者は私だけ。
今にして思うと奇跡のような時間だった。
吾妻線市城駅。2015年4月。
 

 

2026年3月14日からJR東日本の運賃が値上げされる。
その前日に新聞全面広告を見て、なんだかやりきれない思いが募った。

 

 

 


(2026年3月13日付東京新聞より)
 

「運賃改定をいたします。」
 

正確に言えば運賃改定じゃなくて運賃値上げだろ。
まあ、みんな値上げのことは知っているから、今さら広告の言葉に目くじらを立てても仕方がないかもしれない。だが、仮に値下げであれば、わざわざ「改定」と言わないはずだ。堂々と値下げを強調する広告を出すだろう。つまり、値上げという言葉には企業にマイナスイメージを与えかねないので、無機質な「改定」という言葉を持ち出したのだろうか。とにかく釈然としない。


しかもこの広告には具体的にどれだけ値上げするか、JRの言葉で言えば「改定」によってどれだけ変化するか何も示されていない。ただ漠然と快適な環境とか、持続可能なとか、サービス向上に一層努めるとか、ふわっとした言葉が並ぶ。一言くらい「お客様にはご負担をおかけして恐縮です」とおわびの言葉があってもいいだろうに・・


それに、東京駅の赤レンガ駅舎と実際以上に真っ青にしたと思われる青空という組み合わせも偽善的な感じがする。こんなイメージ写真で運賃値上げに納得できるだろうか。


そもそも広告なんてどれもこんなものだろう。とはいえ、大事なことが隠されているような気がして、ちょっと不満を感じた次第である。
 

 

このシリーズでは主に群馬県内の115系を掲載しているが、群馬だけで115枚セレクトするのは困難なので、山梨、長野、新潟、栃木など近隣で撮影した115系も115枚に含めることにした。その方が全体的にバランスが良くなると思う。


今回は山梨県内の中央線で撮影した115系をまとめた。今振り返ると、中央線で撮影した理由は特急「あずさ」がお目当てで、115系はそのついでに撮影したと言うのが本音である。ともあれ、115系が引退した今では貴重な記録になった。

 

 

 


「FAVORITE 115」34枚目。

満開の桜、残雪の八ヶ岳。甲斐路の春を行く115系。

中央線長坂付近。2005年4月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」35枚目。

冬の早朝、八ヶ岳をバックに115系が坂を下る。

中央線長坂付近。2005年2月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」36枚目。

115系通称「スカ色」6両の編成写真。

中央線長坂付近。2005年2月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」37枚目。

甲斐駒ヶ岳と115系スカ色。

中央線新府-穴山。2006年3月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」38枚目。

甲斐駒ヶ岳と115系長野色。

中央線新府-穴山。2006年3月。

 

 

 

 

 


「FAVORITE 115」39枚目。

夏の甲斐路を行く115系スカ色。

中央線長坂-小淵沢。2006年8月。