2023年3月限りで廃止されるJR留萌線石狩沼田ー留萌間。
廃止を前に、かつて一度だけ下車したことのある留萌駅を振り返ってみたい。
写真は2013年6月撮影。

 

 

 


跨線橋を渡った先にある島式ホーム。

国鉄時代にはこのホームの奥に羽幌線のホームがあった。

 

 

 

 

1980年の時刻表の路線図。
このように留萌から分岐し宗谷線の幌延へ至る羽幌線があった。

 

 

 

 

これは列車内から撮影した留萌駅の構内。雑草に覆われている辺りにはかつて羽幌線の線路があったと思われる。

留萌線と羽幌線のホームはかなり離れていたようだ。留萌駅の線路配置はY字型を左に傾けたような構造だったらしい。

 

 

 

 


列車内から見た留萌駅の構内。右側に駅舎がある。

 

 

 

 


留萌駅の駅名板。
当時は増毛が終点だったため、留萌駅の両隣りの駅も表示されている。





留萌駅の西側(増毛方)には本線とは別に鉄橋が残っている。これは貨物線と思われる。

 

 

2023年3月末、JR北海道の留萌線石狩沼田ー留萌間は廃止される。

もともと留萌線は深川から留萌を経て増毛を結ぶ路線であったが、2016年に末端の留萌ー増毛間が廃止され、この春は石狩沼田ー留萌間が廃止され、最後に残った深川ー石狩沼田間も2026年頃に廃止されるそうだ。
私は2013年、留萌線全区間を往復したことがある。その時も乗客は少なく、いつまで鉄道が存続できるのか気がかりだった。一度に全線が廃止されるのも寂しいが、段階的に短くなっていくのも、樹木が枝を切り落とされるような寂しさを感じる。
留萌線の縮小を前に、かつて訪れた留萌線を振り返ってみたい。
今回は留萌駅。
写真は2013年6月撮影。

 

 

 


留萌駅の駅舎。ローカル線の駅にしては堂々とした構えの建物。
立派な駅舎を見て、昔はにぎわった時期もあったのだろうと想像する。

 

 

 

 


留萌駅の内部。利用者は少なく、閑散としていた。

 

 

 

 


留萌駅の改札口。いかにも鉄道の駅という風情がある。
改札ラッチを透明な仕切り板が囲む。寒い地方にはよく見られる光景。

 

 

 

 


改札を入り、駅舎に接する1番線ホーム。

 

 

 

 


1番線で発車を待つ深川行き普通列車。

この時の乗客は私を含め4人だった。

 

 

 

 


留萌駅のホームは、ある映画で重要なシーンに使われている。
1981年の映画「駅 STATION」。降旗康男監督、高倉健主演。刑事役の高倉健が一度は辞職を決意するが、留萌駅で捜索中の人物の手がかりをつかみ、増毛に戻る。非常に緊張感のあるシーンだった。
あの映画では増毛駅が主要な舞台だが、留萌駅も作品の構成上欠かすことのできない場所である。
 

(続く)

 

 

JR東日本の特急型車両651系の最終日。
高崎駅で651系特急「スワローあかぎ」を見納めしてきた。

 

 

 


20時28分、高崎駅に651系特急「スワローあかぎ」5号が到着した。

最終日ということもあって、高崎まで記念乗車する人が多かった。

 

 

 

 


651系の行き先表示は今では珍しい回転式。
「スワローあかぎ」という列車名、「スワローサービス」という造語もこれで見納め。

個人的には「スワロー」という名称はなじめなかった。
それにしても驚いたのは、塗装がはげてサビが露出していることだ。
雨に打たれてサビが垂れたままになっている。
いかにも老朽化した車両という感じで痛々しい。

 

 

 

 


651系は高崎に到着後、車庫へ回送される。
ホームでは撮影する人が多かった。

 

 

 

 


毎年春になると引退車両に人垣ができる。おなじみの光景。

 

 

 

 


ゆっくり歩きながら車両を観察する。
所々にへこみがあり、はがれた塗装に上塗りしたり跡も見られた。
数年前、東京へ行った帰り、651系には何度も乗ったが、コロナ禍になって3年間東京へ行っていないので、651系を近くで見ることがなかった。
久しぶりに間近で651系を見て、これほどボロボロになっていたとは、最終日になるまで気が付かなかった。

 

 

 

 


グリーン車の下部側面にもひび割れがあった。

 

 

 

 


約10分という短い時間ではあったが、まさに老体にムチ打つかのように走っている姿にちょっと感傷的になってしまった。
外から見てこれほど老朽化しているのだから、実際に乗車している時の乗り心地はどうなのだろうか。


ともあれ、さようなら、651系。
 

 

651系特急「草津」「あかぎ」もいよいよ今日が最終日となった。
当ブログでは過去に撮影した651系をテーマ別にまとめて順次公開してきた。
最後となる今回は、JR高崎線で撮影した651系をまとめた。

 

 

 

 


冬の午後、高崎駅付近の急カーブを走る651系「草津」。
2017年1月。

 

 

 

 


冬の夕暮れ時を走る651系「草津」。
2017年1月。

 

 

 

 


高崎駅を出発した651系「草津」。
2017年1月。

 

 

 

 


倉賀野-高崎間にて
2014年11月。

 

 

 

 


夕暮れ時を走る651系特急「あかぎ」
2015年5月。
当時は夕方にも上り上野行き「あかぎ」が運転されていた。
 

 

JR吾妻線を走る651系特急「草津」のシリーズ。
今回は吾妻線内の651系の編成写真をまとめた。

 

 

 


祖母島駅付近を走る651系「草津」。
2015年5月撮影。
やはり鉄道写真の基本は編成写真。しっかりした記録を残すには定番撮影ポイントに自然と足が向く。
前年まで運転されていた185系も同じ場所で撮影した。両者を比較してみたくて651系も撮影した。
編成写真は長いほど迫力が増すが、後継となる257系は5両。今後ここで7両を撮影できるチャンスはないだろう。

 

 

 

 


金島-祖母島間にて撮影。2015年5月。
ここも比較的よく知られたポイント。
編成の長さを読むのが意外と難しく、失敗した画像を見て構図を修正した。

 

 

 

 


五月晴れのもと、築堤の上を軽快に走る651系「草津」。

2015年5月。