魂でもなく、
灰になった肉体でもなく、
君の死を音楽にして、
雲の上の遥かな空に、
響きわたればいい。
願わくば、
僕の想いでなく、
私の心でもなく、
ただ無限の時と旋律が、
君の居る場所に届きますように。
灰になった肉体でもなく、
君の死を音楽にして、
雲の上の遥かな空に、
響きわたればいい。
願わくば、
僕の想いでなく、
私の心でもなく、
ただ無限の時と旋律が、
君の居る場所に届きますように。
色んなことを考えて、
色んなものを手に入れて、
けれどその分、別の何かを失ってきた。
誰か答えをくれないか。
何が正しく、何が正解で、
何を信じて歩けばいいのか、それを教えてくれないか。
答えが欲しい。
ただ一つの、ゆるぎない正解が。
そんなありふれた質問に、
「何でも幸せだと思えること」
と答えた人がいる。
強いな、と思う。
そして幸せなんだろうな、と思う。
あまりにも嬉しそうで、
あまりにも正直に、そう答えていたから。
一体どれだけの人が
前を向いて歩いているのだろうか。
一体どれだけの人が
前を見ずに歩いているのだろうか。
私には、
前を見ずに歩く彼らの気持ちは
一生分からないのだろうと思う。
ただ漠然とそう思う。
私は前を見て歩く。
私には、前を見て歩くことしかできない。