阪神が内野のユーティリティでしかも長打力のある外国人内野手の獲得に向かっている、との報道がありました。
(よりによってその情報を流したのが、「ビーズリー」記者!)
その名もカム・デバニー選手という人のようです。
これで「このガイジンがショートを守ってくれたら、ピースが全部そろう」と喜んでいる阪神ファンもいるみたいですが、まだ正式に獲得したというニュースは来てません。
だからあわてなさんな、って。
そして1億2千万人の阪神ファンの皆様、ガイジン選手ほど当てにならないものはありませんよ。
直近で言えば、昨季のシーズン途中に獲得した、グラント・ハートウィグ投手。
「これで、阪神の中継ぎが強化された!」と喜んだ人は多かったけど、いざ日本で投げた姿は「ん?思ったよりコントロール悪いじゃん」って事で、勝ちパにすら入れませんでした。
ノーコンが誰よりも嫌いな藤川監督の前で、制球力のなさを露呈。
いや、誰の見立てで獲ってきたんだよって。
直近まで日本の独立リーグにいた37歳のラファエル・ドリスの方が使える、という皮肉な結果でしたね。
ハートウィグは結局、ジェレミー・ビーズリーとともに自由契約になりました。
「他球団に獲られる!」とあせる人もいるけど、あのコントロールで獲得する球団はありますかね?
デバニーも実際に来てみて、日本の野球に触れてもらってから判断するしかありません。
それでもロサリオのようなとんだダボハゼもいましたからね~。
デバニーは内野でもショートでの経験が多いらしいので、代打→ショートの守備が望めるため、実際に1軍で重宝がられる可能性があります。
ただそうなるとヘルナンデスが全く必要ない、って事になりますよね。
そもそも強い打球がなかなか飛ばせないし、マジメというだけではね、支配下枠の無駄でしょ、無駄。
デバニーの打力とユーティリティ性が本物だとしたら、すみません、元山飛優も要りません。
植田も熊谷も代走屋兼内外野ユーティリティとして居るんだから、その上にまたユーティリティ要らんでしょ。
阪神が今本当に欲しいのは勝負強い代打です。
だからビーズリー、ハートウィグ切ったお金にいくらか積んでオースティン獲りましょうよ。
走らなくていい、守らなくていい、時々出てきてとにかく大きな当たりを飛ばしてもらったらいい。
日本である程度実績のある選手は、とにかく期待できます。
セリーグの他球団に獲られるのを防ぐ意味も込めて、オースティン獲得にぜひ動いて欲しいな。