阪神○6-2●ヤクルト(神15勝9敗1分)今季最終戦
対ヤクルト最終戦 甲子園
S|000 100 100|2
T|103 020 00x|6
【勝 利】村 上 14勝4敗
【敗 戦】青 柳 2敗
【本塁打】前川1号3ラン(青柳)、佐藤輝40号2ラン(青柳)、村上22号ソロ(村上)
ヤクルト=●青柳―田口―木澤―清水―大西
阪神=○村上―畠―岩貞―湯浅
阪神タイガースの公式戦最終戦は、有終の美を飾るとともに、記録的に実りの多い試合でした。
先発村上頌樹は14勝を挙げ、DeNA東と並んで最多勝、8奪三振で中日髙橋宏を遥かに抜いて最多奪三振、そして既に決めている最高勝率と併せて、投手三冠を達成しました。
また佐藤輝明は第1打席で犠牲フライを記録しシーズン100打点達成、また第3打席で2ランを放ちシーズン40本塁打も達成。
シーズン40本塁打100打点越えは、生え抜きの打者では1985年の掛布雅之以来40年ぶり、また阪神の選手によるホームラン王は1986年のランディ・バース以来39年ぶりの事。
入団時から佐藤輝は、ホームラン30本は打てる、40本も夢ではない、と言われ続けていましたが、ようやくそれが達成できました。
いろいろツッコまれやすかった性格、ホームランよりも豪快な三振が目立っていた時代から、ここまでようやく一流のバッターになる事ができましたね。
メジャーに行くのはまだ早いので、このバッティングを少なくとも3年は続けて欲しいと思います。
それに大山が3出塁(いずれも四球)で現時点で最高出塁率がリーグトップになりました。
広島があと2試合残っており、大山のタイトルは3位の小園の出塁率にかかっています。
ヤクルトの先発は元阪神の青柳でしたけど、輝の100打点目の犠牲フライも、40本目のホームランも(何なら39本目も)、村上頌樹の最多奪三振のタイトルがとれた節目の三振も、そして大山の3四球にも、全部青柳が関わっているんです。
ヤクルトへ行った青柳が阪神の選手の記録をアシストした、ってわけでもないと思いますけど(笑)、なんか「ありがとう」って感じです。
しかも今日の原口の引退セレモニーで、ただ一人だけ3塁側のヤクルトベンチに残って、ニコニコ笑いながら青柳が見守っている姿にも、すごくほっこりしました。
たぶん高津監督が「おまえ、元チームメイトだろ、残っていいよ」と言ってくれたのだと思います。
粋な計らいでした。
一緒にセレモニーに来い、と阪神の元同僚から誘われてるのを、自分の帽子のヤクルトのエンブレムを指さしながら、遠慮がちにしていた青柳でしたが、当の原口に促され、記念撮影に参加(しかも真ん中で)したのも、何だか微笑ましい情景でした。
原口は引退試合には珍しく、1打席に立つ(しかも相手の投手は帝京の後輩の清水投手)だけでなく、一塁の守備にも就き、また岩貞相手に打者1人限定で捕手としてマスクもかぶる、というスペシャルな演出がありました。
やっぱり阪神一筋、生え抜きのままチームを終える選手というのは、こうも大事に送ってくれるものだと改めて思いました。
さて、前川も遅ればせながら今季初ホームランを記録し、スタメンレフト争いに名乗りをあげています。
まだまだシーズンは終わりません。
藤川監督の言うように、甲子園に飾られる今季のチャンピオンフラッグの色を最終的に何色にするかは、これからにかかっています。
CSまで多少期間は空きますが、最後の最後まで手綱を締めて、勝利に向かって欲しいものです!
とりあえずペナントレース1年間お疲れさまでした。