昨日の対オリックス戦の快勝を受けての、今日の対オリックス戦は、2-1のリードの終盤、中継ぎが相次いで打たれ、無残な逆転負けとなった。
今日でオープン戦の全日程が終了し、阪神は3勝14敗1分の堂々の12位、つまり全チームでの最下位に終わった。
まぁ、2020年から2022年まで、セリーグはオープン戦最下位のチームがリーグ優勝している事もあり、オープン戦最下位というのはそんなに気にしなくてもいい、のかも知れない。
とは言え、前回の阪神がオープン戦最下位だった2018年はシーズンも最下位だったわけで、縁起は極めて良くない。
昨日の大竹に続き、今日の先発の才木もまずまずの出来なので、シーズン開幕に向けてきっちり仕上げてきていると言っていいだろう。
そして岡田監督ベタほめの岡留投手も期待通り活躍してくれそうだ。
昨日投げた、岩崎、ゲラとともに「勝ちパターン」のリリーバーは確立した。
ただし、そこまでにつなぐ中継ぎ陣がピリッとしない。
今日の試合でも、ミスター火消し島本がよくないし、石井大智はちょっと同点、勝ち越しの場面で使うのは怖い。
この投手は今年やってくれそう、という中継ぎの投手が少ないんだよね。
新人ながら安定した投球を見せてくれている石黒と、岡留、岩崎でとりあえず回していかないといけない感じ。
バッター陣も不安で、今日も近本、森下、大山が欠場。
何とセンターを植田海が守っていて、島田海吏が頼りないとは言え、近本のバックアップ要員が実は手薄という事だった。
井坪を上げて1軍で試すとか、福島圭音をもう少し我慢強く見るとか、そういう気はなかったのかな。
足を痛めている森下の代わりは前川右京が十分果たしてくれそうだが、守備が心もとないので、岡田監督はやはり左翼はノイジーを起用すると思う。
となると、ノイジーの打撃はほんとクソなので、輝の後は、下手したらノイジー、坂本で切れてしない、木浪まで回らないかも知れない。
そして大山の代わりの一塁も、本来なら原口や糸原ではないだろう。
レギュラーを固めたのは悪くないが、そのためいざ彼らがいなくなると、代役がそもそも不在、という現象が起きている。
原口や糸原に一塁を守らせスタメンに入れるくらいなら、ミエセスや小野寺に一塁の練習をさせた方がいい。
外野がとにかく多いのでもっと一塁要員に回して、大山がFA退団した時のために備えるべき。
岡田監督の言い方からすると「開幕ダッシュなんてする必要はない」なのだが、でもシーズン始まってずっこけたら、だんだん挽回も厳しくなってくるだろう。
もうちょっと戦えるようにしてもらわないと、不安ばかりが募る。
さて本日巨人は楽天に見事逆転負けしたのだが、「期待の」馬場、ケラーともに3四球でそれぞれ3失点と2失点。
相変わらずだねぇ。
巨人ファンには気の毒だが、我々阪神ファンの期待通りだ(苦笑)。
阪神がなぜ易々と手放したのか、早く気付いて良かったね。
昨日、オリックス育成の小野泰己がサイドスローで出てきたのにもビックリ。
どうしてサイドに?
サイドでも150km/hが出てたのはすごかったけど、制球力は余り変化なかった。
どんなに速球が投げられても、制球力のない投手は阪神では生きていけないんですよ。