1シーズンをまともに完走した事のない貧弱体質の「ガラスのエース」こと、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が「ポスティングによるメジャー挑戦を希望してる」ってよ。
昨シーズン後のタイミングでは、さすがに球団も「はいどうぞ」と言わなかったので、いったんポスティングの夢は保留になった。
しかし、今シーズン後にはやっぱりメジャー挑戦したいのか、契約更改をせずに粘っている。
誰かが後ろで操っているのかどうか分からないが、どこまで行ってもポスティングは球団の権利であり、やるかやらないかは球団の決める事。
佐々木側はお願いでしか通用しないのに、何を粘っているのか?
このままだと、春季キャンプには契約選手として間に合わず、自費での参加か、球団に参加を拒否されれば、半永久自主トレ状態にもなりかねない。
キャンプに出遅れたら、シーズンに万全の状態で臨めず、またマメが出来ましたとか、どこかのコンディション不良とか、そういうグダグダのシーズンを送っていくのだろう。
WBCに参加して、ダルとかに影響され、またメジャーからも「次はロウキ」と持ち上げられ、随分調子に乗ってしまったのだろう。
メジャーの先発投手なんて1試合100球を中4日で回していくくらいの、ある意味タフな選手しか乗り切れない世界だ。
そんな本場の世界に、まだNPBで「育成中」ごときの佐々木が、満足にプレイできるわけもない。
佐々木の行動に反発する人には、「まだロッテに恩返しをしていない」「育ててもらったチームに恩返しをしてから行くべきだ」などの声もあるが、管理人的にこの「御礼奉公」的な意味合いはあまり好きでない。
球団だって、メリットがあるから育てているわけで、温情でも思いやりでも何でもなく、それはそれでビジネスの観点だ。
だから「チームを勝たせるために育てる」球団に対しては、「恩義」など感じる必要はなくて、選手側もあくまで「自分のキャリアアップのために育っていく」というドライな関係でいいと思う。
そうではなくて、「おまえ、まだ育ってないだろ? 今中途半端な状態でメジャーに行って、何ができる?」である。
1試合だけ投げればいいのであれば、万全な状態を作ってから完全試合でも何でもすればいい。
しかし、プロは投げ続けてナンボである。
既に「仕上がっている人」が行く世界がメジャーなのだから、まさかメジャーでも引き続き育成してもらえると思ったら、大間違いだ。
藤浪がもし「ポテンシャルがあるから、制球力が良くなるように指導しよう」とオリオールズが思ってくれていたら、即再契約となるはずだが、そうはなっていない。
もちろん、佐々木はまだ若いから、伸びるまで少しは大目に見てくれるかもしれないが、あまりグタグタやってると、期待される分落胆も大きいのは、ケイイガワの例でも分かる。
始めからメジャーに送り出る事を前提で育成していた大谷翔平の日本ハムと違い、千葉ロッテはそんなに甘くもなさそう。
ここで球団といい関係を築いておかないと、梯子を外されるぞ。
報道によれば、選手協会からも脱退しているようで、元から孤立無援状態を作る、という謎の行動も。
どうした佐々木朗希?
このままで何の得もしないと思うけど、大丈夫なのか…。
絶対に誰かに吹き込まれている気がする。