冬の匂いには、まだ早いですね。
小雨に濡れたアスファルトに、信号機の点滅の反射の明かりが
頼りの田舎道を徒歩にて、近所のタバコ屋までタバコを買いに
行ってきて、夜道でも大して物騒でもない環境に、少しばかり
愛着が湧きました。
こんな些細なことで、平和とか治安の良さとかを感じる今宵、
民主主義とか共産主義とか原理主義とか、イデオロギーの
差こそあれ、各々に一長一短の良し悪しはある事と思いますが、
日本の田舎で、中年の私が、ボッサリ思うのは、
一般的に、民主主義は自由。共産主義は抑圧。原理主義は過激。
そんな、固定観念が、日々のニュースから、我々日本国民には
漠然とないでしょうか?
それでも、国家がある以上、イデオロギーに準じた各国の秩序
はある訳で、それと同様に、各国の平和や安全も、各国なりに
ある訳です。
その、各国の個々の国是と、それに基づいた民俗学的風土を、
広い世界の中の、敗戦国にして経済立国に成長したとは条、
日本人のコモンセンスで、やれ民主主義は…。共産主義は…。
原理主義は…。というのは、失礼というか跳んだ大きなお世話と
偏見のような気がします。
仮に、私の貧しい私見で、否、そうでなくても、大勢としての常識の
範疇で、イデオロギーから想起するお国柄を肯定的に捉えたとして、
それは、日本の今日的な世界における位置づけで、そのような
世界各国に対するイメージを勝手に膨らませているだけの事
であり、無論、そのイメージを構築する材料は、ニュースやメディアの
報道に頼る部分も大きい訳です。
つい先日のブログで、「メディアは催眠・アジテーターは覚醒」という
事を書きましたが、なんの刷り込みもなく世界を眺めると、
民主主義が自由で、共産主義が抑圧で、原理主義が過激という認識は
どこか無知に等しいか、誤解があるようにも思うのです。
その、無知なり誤解を解くカギは、私は「経済」にあるような気がします。
経済には、イデオロギーの民主主義・共産主義・原理主義に呼応して、
資本主義・社会主義・第三の道がありますが、国力の貧富が優劣に
連動する単純な理解は誤解を招きます。
国家の財政、GNPや人件費、為替のレートで国力を判断することが、
即座に、少し前に流行った国家の品格や優劣に直結する認識は
誤りであると思います。
帝国資本主義や社会ダーウィニズムについては、不勉強ですが、
私は、世界最大左翼は資本と軍事にモノを言わせるアメリカだと
思っています。その他の国は、社会主義も原理主義も、アメリカ以外の
民主主義も含めて、程度の差こそあれ右翼だと思っています。
「右が良くて、左が悪い」とか、その逆についても私は意見を持ちませんし、
私は、敢えて反米でもないのですが、アメリカという多民族国家に対しては、
「自由」というプロパガンダの下に、いささか外交が強引であり、
ファシズム的な猜疑心も否めません。
これが、今宵のブログで私がつぶやいてみたかった、
「右が左で、左が右で」という暇に任せた与太でした。
つまらない能書きにお付き合いいただき、ありがとうございました。