さぁ勝負の東海高校総体です。

私は彼女の身体を県総体からさらにスピードレベルを上げた120%の身体へ仕上げてこのレースを迎えさせました。



狙いは優勝そしてインターハイ。



《東海高校総体》

予選 12秒34(+0、3)

準決勝 12秒22(+0、8)

決勝 12秒37(-0、2)


東海高校総体女子100m5位入賞


《予選》予選から浜松市立高校の鈴木選手、中京大中京高校の森選手と同じ組に入り、いきなり決勝並みのハイレベルの選手が揃った組になりました。しかし彼女にとっては今までのトレーニングをイメージ通り走るだけであったので、私としては安心して彼女のレースを見守る事ができました。最高に集中力を高めた彼女の走りは誰も気にする事もなく自分の走りをして1着で予選を通過しました。

《準決勝》予選ハイレベルの選手が集まった組を1着で制した感覚と自信、また身体もほぐれた事により準決勝はさらにレベルが上がりました。優勝候補の東海大翔洋高校の高山選手と共に準決勝を走り、2着で通過し決勝進出が決まりました。

《決勝》決勝レース前に彼女へ「最後の最後フィニッシュラインを超えるまでは絶対に油断をするな」と一言伝えて私は決勝のレースをスタンドで見守りました。
スタートでやや身体が浮いてしまい加速を上手く使えず強引にスピードを上げました。やはり50m付近で捕まり、あとは残りのエネルギーで逃げるのみ。フィニッシュした後は順位がわからない程の混戦でとにかく祈るのみでした。結果5位とインターハイへの切符を獲得しました。




※今回の東海高校総体は地元岐阜県で開催されました。残念ながら100mのレースでは天候に恵まれず大雨と寒さの中でのコンディションでしたが、女子100m決勝では多くの地元声援・応援を受けた私の選手はレースフィニッシュ後、電光掲示板に5位と映し出された瞬間「オーッ」っと大きな拍手と歓声があがり、岐阜県から女子100mにて6年ぶりのインターハイ選手が生まれました。


私もあの瞬間はスタンドで独り涙しました。
いよいよ高校総体です。

まずは県総体。
私としては彼女の身体をまずは昨年のベスト状態と同じレベルの段階に仕上げました。いわゆる100%の状態です。



《岐阜県高校総体》

予選12秒29(+0、0)

準決勝12秒32(-1、0)

決勝12秒46(-3、3)


岐阜県高校総体女子100m優勝

《予選》相手になる選手はいませんが私は彼女に東海高校総体だと思って予選から走りなさいと話、彼女も一切手を抜かない走りで予選を通過。

《準決勝》身体が暖まってきてレベルを少し上げた走りができました。

《決勝》彼女には「集中」それだけ伝えてレースへ送り出しました。抜群のスタートからの加速が決まりそのままゴールへ。決勝レースでも相手は独りもいませんでした。


※優勝タイムは向かい風を引けば12秒1台前半レベルで走れていました。
私の想定していた彼女の昨年のベスト状態と同じレベルで100%の仕上がりが確認できました。
正直、私は高校の陸上競技でタイムをあまり参考にはせず、勝てば良い、速い選手より強い選手をイメージしているので、優勝する事の大切さ、勝負に勝つ大切さを彼女は3年間で身に着ける事ができました。
ラストシーズン。


3年計画の集大成です。

出場レースをポイントとなるレースのみに全てをかけて絞り込んだ約年間10試合。
※少ないと思いでしょうが私のトレーニングはレース並みに集中力と強度が非常に高いもので構成されています《質100%》。普通の考えでは絶対にできません。なのである意味レースに出なくても良いぐらい、精神と肉体は十分いやぁ二十分に鍛えあげました。



春は足慣らしで100m記録会・200m春季選手権の2レースのみで充分。

3レース目に県高校総体

4レース目に東海高校総体

5レース目に岐阜県選手権

6レース目にインターハイ



全てをかけた勝負がはじまりました。