この日も敏腕マネージャーに連れられ、新たな土地を求め、
朝倉郡杷木町へ。
福岡の中心部から車で50分くらい。
距離感はまぁまぁだ。
この日の案内人は、杷木町の元町長さん。
熱いトークを繰り広げながら、目的地へ向かう。
なんの話をしていたか忘れてしまったが、「ビバ杷木町!」
みたいなことを延々とご教授いただいたような。。。
ほどなくして、国道から一本奥の道へ。坂を上がっていく。
おぉ。。。さっそく目に溢れんばかりの緑!
となりのトトロでも出てきそうな大きな森がいっぱい。
集落発見。
「この物件すごい!!」、とぼく。
「物件じゃねーよ。」、と突っ込まれながらも、賃料を聞くと、
なんと、1万円。
1万円?!
ジャパネットなんとかのテレビショピングばりに驚いた。
なんでも、若者は福岡の中心部や東京に出て行ってしまい、
残っているのは高齢者ばかり。
空き家や畑の手入れができないので、メンテナンス代わりに
タダ同然で貸しているとのこと。
生活音が、リアルに川のせせらぎというのだからうらやましい。
こんなところならば毎週末来たくなる。
うまい絵がかけそうな気さえしてしまう。
イェンセンにつられ、森の奥まで探検。
ぞろぞろ。
数年前、ココに隠れ家をセルフビルドで作った人がいたようだ。
一人で黙々と家を建てるというのも面白そう。
都会の喧騒から50分という距離の夢の基地。
子供の頃に夢見たものを大人になって実現できるのは贅沢だ。
この人、気づいたらこんなとこにいました。
めっちゃ気持ちよさそう。。。
あんまり気持ちよさそうなので、
みんな入っちゃいました。
「少年に戻るオッサン達」という題名で写真展に応募しよう。
普段難しそうな顔をして仕事をしているオッサン達ですが、
あまりに開放的な自然を前にして、満面の笑み。
やっぱりコンクリートジャングルにばっかり浸かっていると、
心や表情もひんやりとしてしまうのだろうか。
たまにはこうして自然に帰るというのも悪くない。
(あ、ぼくは最近ほんと自然に帰りすぎて、仕事してません)
杷木町。週末ライフを送るのに、すごくイイ。
ただの田舎ならどこにだってある。
求めているのは、
緑がありかつ”水辺”であるという贅沢。ここの川は最高です。
福岡中心部からのアクセスが良いこと。(MAX1時間)
そして、地元へのパイプがあり、受け入れてもらえること。
これだけの条件がそろうことはなかなか難しい。
使い手のいなくなった家と畑を安く借りて、週末遊びに来るのはどうでしょう?
何人かで交代に行けば、畑もしっかりメンテでき、
収穫した食べ物を食べ、川で遊び、夜はホタルを見る。
やってみたい方はこちらまで。 → info@dmx-j.com 「杷木町行きたいっす係」









