KDX125A8の腰上を組んでいきます。
シリンダーを付けましたが、ここでシリンダーの芯出しのためにフライホイールを電動ドリルで回しました。
ストロークさせながら増し締めしていくのですが
最後のトルク締めが厄介ですね。
私が持っているトルクレンチはモンキー型では無く、ラチェット型なのでシリンダーの形状的に干渉して締めれない訳です。
ヘッド交換式のスパナ型もしくはモンキー型を追加で買おうかと考えましたがトルクレンチって高いので悩んでおりました。
まず初めにアストロで買ってきたフレアナットと呼ばれる工具。
指定トルクは回す距離と力を計算すれば良い訳で、この工具で伸びた分を補正すれば良いと考えた訳です。
しかし、ヘッドがデカすぎてシリンダーと干渉した為だめでした。
トライ2
TONEからオフセットめがねアダプターと呼ばれる工具を見つけました。
先端がメガネ型になっている為、シリンダーと干渉しません。
TONEさん良い仕事してくれてます笑
KTCのデジラチェの説明書を見ると有効長が書いてます。
シリンダーのクランクケースが取り付くT2のトルクは2.5kg-mなのであとは距離が伸びた分補正すれば良いという訳です。
計算結果、私のデジラチェでは18.3N・mで締める事になります。
確かカブ系とかもシリンダーとクランクを繋ぐM6のボルトがソケットと干渉して入らなかった気がします。残念ながらTONEさんのオフセットめがねアダプターは頭8の設定がないです。
あとはKIPS組んでヘッドをつければ良いのですが
前のオーナーがヘッドの合わせ面にショット当ててくれてる訳です。中々の残念な整備ですね。
外側のヘッドの腐食を取りたかったのか、知らないですが、製造工程的にはショットしてから加工が普通です。
理由は話が長くなるので書きませんが。。。
という事でガラスの上で耐水ペーパーの800番でショット目無くしました。
ショットの凹みはメディアにもよりますが、大体50μmまでなので圧縮に影響は殆どないはずです。
前記