情報社会の中での関係性とは | DMの診療所 野口恵庸

DMの診療所 野口恵庸

売上げは、人の行動によつて生まれるものです。人と人の関係性が大切です。DMを上手に活用するために良い所・悪い所などを診ていけるコミュニティです。

 今日、5月の研修やセミナーの予定に沿って交通機関やホテルの予約をとる為にPCと2時間程向かい合っていた。ブルーカットレンズをしていても連続してPCを見ていると目が疲れる。終盤になると最初に探していたホテルなどのレコメンドされた広告が表示され始めた。反応が早くなりましたね。


 今やWEB上での個人の動きは、瞬時にターゲッティングされる。SNSやブログ、ユーチューブなどなどにより、少し前まで個人がマスに対して情報発信するなど夢物語だったのだが、普通の事となっている。

 ネットの世界に対して「リアル」という言葉も普通に使われ始めた。対比する言葉が必要だったのだろう。


 ネガティブな感じの書き出しですが、決して否定・批判しているのではなく、そこで生まれる関係性について考えている。働き方も在宅勤務というスタイルが徐々に出始めている。顧客との連絡・打ち合わせはメールで、という人も増えて来ている。


 一方で、お店などのスタッフに覚えてもらっていると嬉しい、という感覚もありコミュニティを形成している居酒屋は、大変に流行っている。認知されることへの満足感みたいなものだろうか。そこは、SNSやブログにも通じる点だ。20代の子が、あけおめメールよりリアルに年賀状を受け取って方が嬉しい、という調査報告もある。手紙という文化が見直され始めている。関係性を深めるツールとして因子分析などにより学術的にも立証されている。


 販促の場面では、自社の商品やサービスをまず知ってもらう事が第一歩となる。ブランド力も資本力もなければ、インバウンド・マーケティングを活用するしかない。短期的な売上げなどは難しいが、自分や商品に共感してくれる方に見つけてもらうのでナーチャリング次第では効果が高い。

 趣味の世界などで「オフ会」という集まりは、ネットからリアルの世界で交流することでより関係性が深まると言う。今更に!と言われそうですね(笑)。


 情報社会の中で、自分を見失わずに個人・ビジネスの関係性をどう広げていくか、行けるのか。疲れた目を癒しながら、ボーッとそんなことを考えていました。

 GWに突入した方もいるのでしょうね(羨ましい!)。新しい出会いが待っている事と思います。ネットでもリアルでも共感による新しい関係性が生まれることでしょう。また、販促の立場としては生まなくてはなりません。みんなで、頑張りましょう!!!