49日。 | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

今日はそらちゃんが、天国へ帰る日らしいです。

出産予定だった大学病院の近くのスタバで、デカフェのカフェミスト(コーヒーとミルク50%ずつ
)を頼んだら、珍しくすぐ出てきて、


「今日はデカフェが多いんです」

と店員さん。

あのまま、そらちゃんが育っていたら、今日は、母親学級の日でした。

だから???

いや、気のせいか。

デカフェの認知度が上がってきただけか。

ニコニコ

昨日は、流産後はじめて、1日涙なしに過ごしました。

抜歯で気分的に必死だったのもありますが。。

仕事も、少し、楽しいと思えました。

あ、感覚が戻ってきたかも!と、調子にのって仕事をしていたら、体がこわばってきたので、ペースダウンさせましたが。。

患者さんとの面談も、避けていたのですが、いけるかなと思えてきました。

漢方か?

日にちの流れか?

カウンセリングか?

アロマか?

本か?

人との交流の中で癒えてきたか?

2週間前は、上司との面談中に、

「今、地球が爆発してくれたらいいのにと思います」

と、発言して、

「そんな気持ちになるなら、薬をだしてもらいなさい!」

と、言われたのですが、

今、読んでいる、「永遠の別れ~悲しみを癒す智恵の書~」によると、愛したものが亡くなったために起こる抑うつは、起きるのが当たり前なので、薬で対処する必要はない。らしいです。

「愛する人を失ったあとに抑うつを経験しないことこそが不自然であり、異常なのだ」

「悲嘆のさなかにあるときの抑うつは、じつは神経系を遮断することによって当事者の身を守り、手に終えないと感じていることに適応させるための自然の配慮なのだ」

P51より

と。

生きていることに意味を見いだせなくなったり、すべてのことがどうでもよくなったり、日常の生活をなんとかやりすごす。

あー、そんな感じ、そんな感じ。と、読みながら思いました。

仕事をしていても、パソコンを眺めていても、そこに焦点が定まらない感じでした。世の中すべてがそんな感じで。

今は、出てくる気持ちに素直に浸っていていいらしいです。

この本、かなり的確に、私の気持ちを代弁してくれていて、すっとします。

仕事が普通にできないことについても書かれていました。

自分を許せました。

上司が理解してくれなくて、もっと、もっとと言っても、できないものはできないので、できません。と、言えばいいのだと。

1か月前と比べたら、だいぶできることは増えている。

まだ、全快の30%ぐらいだけれど。

不妊治療をしていたら、喪失、喪失、喪失、の連続なので、これからどんどん回復するとは思えないけれど。

今回の大きな波の底は越えたかなと思います。