漢方の先生の所へ行ってきました。
「どうですか?」
と聞いてくる先生の声がなんだか、ハスキー。
「先生は、どうなんですか?」
と聞き返す。Usako。
先生「いや、最近、なんかしらんけど、声が出にくくてね」
Usa「半夏厚朴湯ですか」
先生「そ、そんなんじゃない」←(そんなんじゃないとか。私が声出にくい言うた時、出したくせに。)
と、そんな会話から始まりました。
夜診であまり患者さんもいないので、和やかな、ゆっくりした、診察。
いつものように、脈を診ながら。。
「うん。弱いけれど、底力があるね。やっぱり、看護師さんやな。」
と。
私の体質は、虚弱っぽいんです。
漢方も、強いのは出してくれません。
今まで風邪ぎみの時とか、肩こりなんかに、平気で飲んでいた「葛根湯」さえも、「強すぎる」とか。
で、この先生の占いの様な脈診が、結構当たって、ほんとに、その時の私の体力度合を言い当ててくれるんです。
その先生が、
底力がある。
とか言ってくれたもんだから。
私は、うれしくて。
気力、体力的に、「もう、私は、看護師としてやっていけないかもしれないなぁー。」とか思う事もよくあるけれど、
なんだか、「大丈夫」と太鼓判を押してくれたような気持ちになりました。
言葉のプラセボ効果ですかね。
いつもの「当帰芍薬散」と、先月から始まった「半夏白朮天麻湯」を出してもらって来ました。
この2つの相性は、黄金比的に美しいらしいです。
なんだか、今日の漢方先生、声はハスキーでしたが、言葉の選び方が、ええ感じでした。