妊活ともだち | MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

MaMaUsakoの妊活カルテ(治療終了)

ベビ待ち10年。
2015年11月12回目の移植で人生初の妊娠、不妊クリニック卒業後9W流産。
赤ちゃんは15トリソミーの男の子でした。

「あ、●●さん!。今日は何?」


最近、クリニックを受診するたび、誰か、知っている人に合います。


そして、話に花咲き、楽しい時間を過ごせます。


こんな私ですが、実は、不妊治療を始めた頃、クリニックではなるべく、人とはしゃべらない様に、仲良くしないように心がけていました。


「次の治療で妊娠するかもしれない」


「妊娠したら、その友達とは友達ではなくなるし」


「個人的に友達になったら、どっちかが妊娠した時、お互いが傷つけあう事になる」


「自分の方が先に妊娠したら、相手を傷つける」


そんな気持ちでした。


仕事も、超過密スケジュールだったので、待ち時間はPC持ち込んで仕事したい(しゃべっている場合ではない)し、そんな、プレママさん井戸端会議みたいなのに参加したら、女のドロドロに巻き込まれるだけや。


と思っていました。


そんな気持ちだったので、NPO法人Fineの事も知っていたけれど、「すぐに妊娠したら、逆に失礼になってしまう」と思って、入会もしていませんでした。


そんな私が変わったのは、1回目の体外受精、移植で陰性、次の採卵で「空胞」で、落ち込んでいた時です。


Fineが、関西で「おしゃべり会」をするという事を知りました。


体外受精で、陰性、2回目の採卵も空胞。


「入会する資格あるやろう。おしゃべり会に行く資格あるやろう。」←今考えると、変な基準を自分で作っていました。もっと早く入ればよかった。


そこで、話が通じる人と話すとスッキリすることを知り、共感し合う事で前向きになれる事を知りました。


この時は、誰ともメールアドレスも交換せず、まだ、警戒していましたが。


今は、IVFなんばでは補助療法しかしていませんが、、クリニック内の「シオン」というお茶会に参加したり、患者さん同士、集まってカフェで話す事が、楽しくなっています。


なんばへ行くと、普通に、知っている方に会い、


「今、どうなってるのー?」


「妊娠した人いるのー?握手してもらおう!」


時には、1対1で、深く話したりもします。


わかりあう人と話をすること。


長い長い、不妊治療を、前向きに取り組んでいくために、今では、欠かせない事になっています。


私、変わったな。


考えていた女のドロドロもありません。


なんで、あの頃、あんな風に考えていたんだろう。


ひとりで考えていると、どうしても、暗い方向へ考えがちになりますが、集団で話していると、「そうそうそう!」「へー、そんな事なるんやー。」などなど、なんだか、気持ちが明るくなっていく自分がいます。


そして、色んな事を笑いに変えていくみんなの力。


これは、大阪だからなのか?


大笑いしながら、ディープな話をしている私たちです。


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