毎回、採卵の後はうれしいんです。
今回ほど驚異的な結果は見た事がありませんが、自然周期の頃は
「よかった。移植できる卵が出来た」
と思い、
刺激周期になってからは1個は胚盤胞が出来ていたので
「祝:初胚盤胞!」
と喜んでいました。けれど、この時の胚盤胞はBL2という前期胚盤胞でした。
2回目の刺激周期は、BL3AAという、ダブルAのついた胚盤胞に大喜び。
けれど、これらの喜びは、その後悲しみへと変わりました。
あの子でも無理なのか。
と。
そして、今回、「胚盤胞大量生産成功!しかも、未だない4AA」で、大喜び。
しています。が、頭の中では、
もしかしたら、今が、最高の喜びの瞬間なのかもしれないなぁ。
なんて、考えてしまいます。
今まで、喜んで、期待しては落とされ、喜んで、期待しては落とされ、を5回も繰り返し、喜ぶことへの不安を感じる様になってしまいました。
あまり喜ぶと、後がキツイ。
現実を見よう。
と。
私は、
採卵を「生産性のあること」
移植を「消耗」
と考えています。
普通、逆かもしれないけれど、採卵は、卵ができるんです。
でも、移植は、生きていた卵が無くなっちゃうんです。
「消耗」が続くとしんどいんです。
だから、移植して、消耗した後は、何か作り出して、力を得たいと思っていました。
でも、次は、違う。
移植が、生産性のある、私に力をくれる出来事になりますように。