今日は、採卵。
採卵終了後10時間。
やっとパソコンに向かう気になりました。
病院到着時の血圧はババ高。
もともと高めな上に緊張しているのだからしかたない。
自然周期ではないので、病院到着と同時にコンファクトFを自己投与。
(自然周期の時は、排卵していないかの確認の後に投与です)
9:45分頃から採卵でした。
初静脈麻酔。
まず、硫酸アトロピンを筋肉注射、次に、ソセゴン1A、セルシン1A、ケタラール4mlを静脈注射。
ソセゴン、セルシンまでは覚えていますが、ケタラール、怖いデスネ。
入ったと同時にあの世に行きました。
目の前は緑のCG様画面に。
ゲームの中に自分が入った様な感覚で、緑の世界の中を結構なスピードで飛んでいました。
頭の中では「もうすぐだから」「そこまで行ったら次だ」「そこまで行ったら、採卵が始まるのか?」とか考えていて、全く寝ている感覚ではないのですが、この世で起きている事(採卵)とは全く違う事が頭の中で展開されます。
採卵が終わった様で、ストレッチャーに移るように言われた様な気がしますが、私、全身脱力、自力では目も開けられず、口も動かせず、思うように話せず、手の指を動かすことも、足を曲げる事も出来ない状態でした。
(息もしている感覚がない)
頭しっかりしているつもりですが、金縛りに合っているみたいな感じ。
でも、後で話聞いたら、意識もはっきりはしてなかったようです。
意識もうろうのまま、「痛い」と言い続け、過換気になっていたみたいで。
不整脈も出まくっていたみたいで。
最初に動かせるようになったのは、「舌」でした。
目を開けられたのは1時間後でした。(たぶん)
けれど、目の前はグルグルに回っていたので、やはり、目は開けられず。
私が思うように身体を動かせるようになったのは、2時間後でした。
動けるぐらいにめまいがおさまったのは、4時間後でした。
OP後に意識朦朧のまま、うなずいた入りする人がどんな感じなのかがわかりました。
意識朦朧状態自体は、意識清明での採卵で痛いよりはしんどくはないので、今までの採卵よりはましか。
結局7個採れました。
目標達成です。
子宮越しの採卵しか出来ない左の卵巣からかなり採ったのか、特に左の下腹部が結構、痛みます。
しばらくロキソニンがいるな。
いやー、すごい世界だったな。
と、採卵した事実より、静脈麻酔でトリップしたことが印象的な6回目の採卵でした。
これが最後の採卵になりますように。
＝本日のお会計＝
処置用薬・処方箋代 2,571円
薬代 1,240円
