実は・・・・
先週の受精着床学会で・・・・・・・・買っちゃったんです。
「結果の出せる不妊治療」
とても高かったんですが・・・・・
学会参加と同じぐらい中身が濃くて。
メジカルレビュー社 9975円
なんか、私、最近、自分の事はさておき、かつて「糖尿病」の事をただがむしゃらに、ひたすらに、趣味の様に勉強したかの様に、不妊治療について調べたくてしょうがない病にかかっておりまして。
あれはどうなんだ?
これはどうなんだ?
と。
で、1つの本では、1人の先生しか書いていないので、色んな意見を見比べる事が難しいんですね。
それが、この本は違うんです。
Q&A方式で、1つの質問に、何施設もの先生が答えているんです。
例えば
Q移植後の安静は必要ですか?
に対して、4施設の異なった回答が載っている。
私は、こういうのが知りたかったんですね。
糖尿病の世界でも、不妊の世界ほどではないですが、「先生変われば治療も変わる。」と言っても過言ではありません。
だから、その施設ごとの違った考え方と、なぜそう考えるのか。
回答しているのは、JISART(日本生殖補助医療標準化機関)に認定されている25施設の先施設長先生方。
あと、学会で田中温先生が発表されていた「効果的なARTとは」の発表内容が、データと共にすべて載ってます。
DVDは、患者の私にはあまり必要ないですが・・・。
採卵のシーンとか、移植のシーンとか、66分に渡って、これまた色んな施設の手順が説明と共に写ってます。(このDVDがなければ、7000円ぐらいで買えたんじゃないかな)
でも、裏でどんなことされているのかが見れて面白いですけど。
で、こんな本ばかり読んで、よけい自分と比べてしんどくなるんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、、、、
今の所、逆に、自分を客観的に見れるようになりました。
医療者の側にたって、ひとりの「うさこさん」という患者を診ている感じ。
なので、焦りがなくなったというか。
たまたま、そういう気分なだけかもしれませんけど。
またまた本の紹介でした。