アーバンダンスのアルバムCD2枚を中古で入手しました。
1986年発売のトゥーハーフ、2000年発売のテクノ歌謡版のアーバンダンスで、値段は2000円超えとお高めでした。
CDジャーナル評では「ここまで作っているのにボーカルが」みたいな事が書かれているアーバンダンスですが、実際に聴いてみると違和感的なものは感じませんでした。
後進の森岡賢氏や上領亘氏のソロアルバムで作曲者自身の演るボーカルが主張を抑えた(音を大事にする?)感じになるのを体感していましたが、成田忍氏のワンマンバンドとも云われるアーバンダンスのボーカルにはそうした感じは一切ありません。
アーバンダンスは高橋幸宏プロデュースで宣材ではポストYMOと云われていたようですが、個人的には高橋幸宏氏がボーカルを演るYMO楽曲が好みなので全曲ボーカル物のアーバンダンスは全くの好みでした。
セラミックダンサァ〜と連呼したり、曲中にWOW WOWと合いの手(80年代的?)が入ったりと、音と喧嘩しないながらも印象に残るボーカルは楽曲の良好なアクセントにもなっています。
知らないだけで素晴らしいアーティストや楽曲がまだまだあるんだなぁと感じました。