阪神は横浜に10日は4対3で辛勝、11日は9対11で7点リードからの逆転負け、12日は1対0で才木が完封しての2勝1敗でした。
11日は先発の伊藤将が5回途中7失点KO、岩崎が2点リードを守れず2被弾3失点で逆転されるショッキングな負け方をしましたが、12日は打線が2安打1得点と振るわなくても先発の才木が4安打完封の奮闘で勝ち切りました。
才木は試合終盤に直球主体に切り替えて150キロ台を連発するタフネスぶりを見せて、これまで7試合に先発して4勝1敗、防御率1.60、2完封するなど村上に並ぶエース級の働きをしています。
才木は試合後のヒーローインタビューで「もう少し点を取ってほしいですね」と発言してスタンドの笑いを誘いましたが、冗談抜きに野手には奮起してほしいものです。
二軍から今季初昇格の井上は11日から3試合続けてスタメン起用されて、3試合とも安打を放って得点に絡むなど12打数4安打2打点と繋がらない打線を繋げる貴重な活躍をしました。
解説の藤川球児氏は、井上をスタメンで使い続ければ外野フライに終わった大飛球もホームランになっていくと今後に期待が持てるコメントをされていたのが印象的でした。