阪神のドラフト1位の下村が11日に右肘のトミージョン手術を受けたと報じられました。
下村は即戦力の大学生投手の筈がキャンプ、オープン戦と全く投げず、二軍戦が開幕しても投げないので故障していると思っていましたが、一軍も開幕してマスコミの注目が新人選手からペナントレースに向いた途端のトミージョン手術でした。
故障したのが肩ではなく肘なら以前の投球に戻る可能性はかなり高いので、1年半後の復活を待つしかありません。
下村の右肘の故障は阪神入団後のメディカルチェックで判明したと思われますが、下村はドラフト会議の前後の試合でも青学大の主力として普通に投げていたので阪神にとっては寝耳だった筈です。
とはいえドラフト前に下村の故障が分かっていても他の大学生投手を指名していたと思いますので、単独狙いで古謝や細野ら不安定な大学生左腕に行くよりは確かな制球力を持つ下村をキープできたのは結果的に良かったのかもしれません。