WEB連載の「魔境斬刻録 隣り合わせの灰と青春」で待望のハ・キムら悪のパーティーが登場しました。
彼らのデザインがどうなるか非常に気になっていましたが、ハ・キムの異様な小柄なゴリラ体型は小説通りですが脳やら心臓を模した人体標本アーマーは訳わからんです。
饒舌な皮肉屋アルハイムはホスト風、ニイイッなゴグレグは設定以上の大男、ツンデレのラシャは痛いコスプレ風、ノーム姉弟のルードラとサンドラは華奢な妖精みたいになっていて、小説のイメージから少し外した感じになっています。
スカルダら善のパーティーは人間族だけですので稲田先生のデザインも見慣れればオッケーでしたが、悪のパーティーは小説の連載当時の品川るみ先生の絵の印象が未だに強かったりします。
品川るみ先生の描いた悪のパーティーもアルハイムが長剣を持っていたりゴグレグが設定無視の身長2メートル級の大男だったりしましたが、細かな事を抜きにすれば小説のイメージに沿うデザインではありました。
とはいえ稲田先生の描く悪のパーティーも見慣れていく事でしょう。
アルハイムは悪のパーティー壊滅後はスカルダやサラと呉越同舟となって不穏な空気を醸し出しますが、余裕のなくなったアルハイムの皮肉な笑みを稲田先生がどう描くか非常に気になります。