阪神の新外国人投手ゲラが一軍キャンプでの守備練習や牽制を難なくこなして、投球練習でも安定した制球を見せて157キロをマークするなど充実しています。
ゲラは内野手から投手に転向して僅か数年の粗削りな素材型と思いきや、勝ちパターンの即戦力になって伸びしろもある、スアレスの再来を予感させる優良助っ人の雰囲気があります。
ドラフト2位の椎葉は一軍キャンプの練習疲れからか、17日の楽天との練習試合では直球は平均145キロ前後で塀内に2ランを浴びるなど1回4安打2失点と球威、制球とも苦しいマウンドになりました。
椎葉が投手として1年間プレーしたのは昨年の独立リーグが初めてなので、プロの中継ぎでいきなりフル回転する体力はまだ無いのでしょう。
なまじ椎葉がキャンプから無失点に抑えてゼロに拘る全力投球を続けていたら故障していたと思うので、今年は二軍で技術と体力を養うのに専念していくと思います。