M-AGEのベスト盤が2021年に発売されていたのを知って中古で入手しました。
先んじて購入した当時物の1stアルバム「マスタード」は音が小さくてミニコンポの音量を上げないとダメでしたが、ベスト盤は普通に聴けました。
当時はM-AGEのシングル曲「コール・ミー」「ウォーク・オン・ザ・ムーン」のPVがテレビでよく流れていたので記憶に残っていましたが、バンドというより打ち込みで音を作る人たちかなと思っていました。
PVから作られたバンドみたいな感じがしていましたが、当時は「全員がかっこ良すぎるのはおかしい」とオーディションで選ばれた偽バンド疑惑があったり、音楽性への中傷があったりとバッシングも酷かったとベスト盤のブックレットに音楽評論家が寄稿していました。
今思えば当時はビクターが打ち込み系のバンドを盛んにプロデュースしていましたが、バンド自体にパワーがあったのはレアケースで大半はいつの間にか消えていきました。
事務所あってのアイドルグループの構図が当時のロックバンドにも色濃くあったのかなと思ったのでした。
そんな事も思い返しながらM-AGEのベスト盤を聴いてみたいと思います。