今オフは広島からオリックスに西川が、西武からソフトバンクに山川がFA移籍しましたが、広島と西武は年内に人的補償を決めないまま年越しとなりました。
人的補償などを求める期日は公示から40日以内と定められていますが、移籍する選手にしてみれば即決された方が移籍先から必要とされている感じがしてモチベーションが上がるのではと思います。
オリックス、ソフトバンクのどちらが痛手を被るかを考えると、ソフトバンクは若手をプロテクトしきれずに入団して数年の若手選手が流出する可能性があるので痛みを伴うのはソフトバンクかもしれません。
西武は人的補償に移籍選手の穴埋めが可能そうなベテラン選手を選ぶ、実質トレードにしたがる傾向があるので「えっ…」と評価の分かれる選択をする可能性はあります。
広島の人的補償の人選は新井監督が希望すればその通りになると思いますが、年内に決められなかった事を考えると新井監督から強い希望はなくフロント主導で人選しているのでは…と思ったりします。
オリックスからは主に二軍でプレーする若手からの人選になると思いますが、広島はオリックスと同じウェスタンリーグで対戦してきたので現時点では予想外でも名前を聞けば納得の選手を選びそうです。