西武の宮川投手とヤクルトの元山内野手の交換トレードが成立しましたが、宮川はドラフト1位入団で社会人からプロ入りして4年間プレー、元山はドラフト4位入団で大卒から3年間プレーと両球団とも選手を手放すのが早くて驚きました。
実績的にはプロ入りして3年続けて中継ぎでフル回転した宮川の方が上ですが、西武の渡辺GMによれば元山は高校時代から知っていたそうなので、西武にとってはドラフトで大学経由の社会人選手を獲るのに近い感覚なのかもしれません。
ヤクルトは若手野手を切り崩して中堅投手を獲りにいくトレードが目立ちますが、ドラフトで重点的に指名した大学社会人の投手たちが4〜5年で消えていく偏重ドラフトが「焼け石に水」状態の投手不足を招いているので問題の根が深いです。
宮川がヤクルト中継ぎ陣の即戦力になるのは予想できますが、今季二軍の元山が正三塁手が不在の西武でブレイク出来るか注目したいです。