オリックスの竹安、小野が戦力外になりましたが、阪神時代は将来の先発候補として期待していた投手だったので目が出ず残念でした。
小野は金本前監督の見立て通り大エースになれる155キロ超の直球を持ちながら、課題の制球難が年々エスカレートして試合で使えない状態になっていったのは予想外でした。
小野の制球難の原因がメンタルなら注目される阪神を出て環境を変えればあるいは…とも思いましたが、オリックスに移籍して1年限りで戦力外になりました。
竹安は西勇の人的補償でオリックスに移籍したので阪神在籍は僅か3年、その3年間も社会人時代に受けたトミージョン手術のリハビリに大半を費やしていたので、阪神はドラフト3位で竹安を指名しながらその真価が分からないままでした。
竹安はバランス型の好投手になったと思っていましたが、右なら常時150キロ超の速球派が居並ぶオリックス投手陣では竹安はパワー不足だったのかもしれません。
もし竹安がオリックスに移籍せずに投球術をしっかり教え込む阪神でじっくり育てられていたら、今年頭角を現した若虎の村上や桐敷のように違う結果が出ていたかもしれません。