阪神の外国人選手はビーズリー、ミエセス、ノイジーが残留、Kケラーとブルワーが退団となりました。
ノイジーはシーズン中は打率.240、9本塁打と不振でしたが日本シリーズでの活躍で去就が注目されていましたが、今季年俸の約1億8千万円からの大幅ダウンと岡田監督が求めた「バットを立てろ」という打撃フォーム改造を条件にノイジー残留が決まりました。
新たに外国人野手を獲るよりもノイジーの来日2年目の方が期待が持てるとの判断のようですが、以前の阪神なら外国人選手に対してこうした適切な残留交渉は行なっていなかったと思います。
こうした球団の姿勢にも岡田イズムが感じられて好感が持てます。
ノイジーよりも先に残留が決まったミエセスは陽気なキャラでチームのムードメーカーになりましたが、今季は打率.222、5本塁打と来年ブレイクする兆しは見せてはいないのでミエセス残留は岡田監督の意向が強く働いたのだと思います。
守備に難のあるミエセスがレギュラーを獲るには本塁打を量産するしかありませんが、ミエセスに充分な打席が与えられるか微妙なところだと思います。
ビーズリーは二軍で日本流の調整を経験してロングリリーフも可能な中継ぎに活路を見出しましたが、新外国人ゲラが勝ちパターンに入るようだとビーズリーは来季も二軍でスタンバイになるかもしれません。