阪神は28日の日本シリーズ初戦でオリックスに8対0で勝ちました。
オリックス先発の山本を阪神打線は到底打てないと思っていましたが、0対0で迎えた5回表に渡邉諒、木浪、近本のタイムリー3本で4得点、更に6回表も木浪と坂本のタイムリー2本で2得点して山本をKOするなど3点追加で7対0と一気に攻め立てました。
山本は5.2回を10安打7失点でしたが、この日はカーブが決まらず直球とフォークの単調な投球になって阪神打線に直球を狙い打ちされましたが、阪神打線がタイムリーにした直球は150キロ中盤だったので日本シリーズの大舞台にも気負わず集中できていたのだと思います。
阪神は打線が13安打8得点の大援護をすれば、投手陣は先発の村上は7回2安打無失点の快投から加冶屋と岩貞に繋ぐ完封リレーでオリックスに大勝しました。
村上はCSファイナルステージ初戦でも先発して広島を6回1失点に抑えて勝ち投手になりましたが、大舞台でも変わらず実力を発揮する強靭なメンタルは正真正銘のエースです。
日本シリーズ初戦からビックリする勝ち方をしてくれた阪神ですが、第2戦の予告先発は阪神が西勇、オリックスが宮城と展開が読みにくい顔合わせになりました。
CSファイナルステージで登板機会のなかった西勇がリーグ戦終盤の好調を維持できているか非常に気になります。