阪神は14日の巨人戦に4対3で勝って9月全勝で11連勝、18年ぶりのリーグ優勝を決めました。
阪神は128試合で80勝44敗4引き分けで勝率.645、貯金36と勝ちまくり、2位広島に13ゲーム差を付けての圧巻の優勝でした。
阪神先発の才木は7回1失点で8勝目を挙げましたが、6回裏に大山の犠牲フライで先制した直後に佐藤輝が入団以来3年連続となる20号本塁打で2点追加したりと主砲2人のコントラストも絶妙でした。
巨人も終盤に岡本、坂本のソロ本塁打などで1点差に詰め寄る粘りを見せましたが、岩崎が締めて32セーブ目で阪神優勝となりました。
阪神はチーム防御率2.61(次点は中日の3.15)、チーム失点374(次点は中日の450)ともリーグ最小、チーム得点504(次点は横浜と巨人の486)もリーグトップで得失点差130(時点は横浜の27)を叩き出し、異次元クラスの投手陣に加えて打線もしっかり健闘しました。
阪神の場合、先発陣や勝ちパターンのリリーフ陣が良いのに加えて、負け試合でも大量失点するような投手は出てこないのが防御率を押し下げています。
数字的には圧倒的な阪神ですが、今季フル回転した新エース村上が防御率1.76ながら19試合に先発して10勝(5敗)止まりだったりと投打が噛み合わない展開も多くて決して楽な道のりではありませんでした。
これからCSを勝ち抜けば日本シリーズが待っていますが、18年ぶりの優勝の歓喜の更に先を見せてほしいものです。