阪神は3日のヤクルト戦を7対1で勝ちました。
阪神はヤクルト先発の吉村から2回までに6得点して大量リードを奪うと、阪神先発の伊藤将が1失点完投で9勝目を挙げる快勝でした。
伊藤将は9回裏にソロを打たれて完封は逃しましたが、好調の村上とサンタナを無安打に封じての90球の好投でした。
阪神戦で2勝していた新人の吉村は上半身のコンディション不良で3ヶ月ぶりの一軍登板でしたが、初回にサンタナの後逸や村上の悪送球も絡んで4失点するなど最悪な立ち上がりでしたが、3回以降の4イニングはフォークが決まり出して1失点と立ち直りました。
結局、阪神は吉村から7得点しながら6回まで投げさせた訳でKOしきれなかったのは残念です。
7対0で迎えた9回表に近本がヤクルト山本から痛めている右脇腹に再び死球を受けて交代しましたが、前回のヤクルト戦でも3連勝した最後の試合で梅野が左手に死球を受けて骨折していたのでイヤな予感はありました。
試合後に岡田監督は与死球の多いヤクルトを「そういうチーム」と強く非難しましたが、今回の死球は単なる失投ではなくヤクルトバッテリーの攻め方の問題なので今後も同じ事が続いていくと思います。
思えば投手力が課題だったヤクルトがこうしたラフプレーありきで成し得たリーグ2連覇も価値あるものだったのか疑問に思えてきました。