日本ハムの万波がオールスター戦の2試合で本塁打を放ってMVPを獲得しました。
新庄監督はスラッガー候補の清宮、野村、今川、万波らを積極的に起用しましたが、昨年は特に打撃の粗かった万波が前半戦15本塁打に打率.262と力をつけてスタメンに定着、清宮は4本塁打ながら打率.284、出塁率.380と確実性が増して三塁を守るようになったりと力をつけ始めました。
昨年は故障で一軍にいなかった淺間、中日から交換トレードで獲得した郡司など後半戦に向けてプラス要因もある一方で、ショート上川畑が打率2割を切る不振で二塁も決まらなかったりと内野に課題がありそうです。
外国人捕手のマルティネスが11本塁打と守備に打撃に頑張りを見せていますが、得点力不足の中日が手放したマルティネスと郡司、阪神が使いこなせなかった江越が一軍で活躍しているのも新庄監督の先入観なき超ポジティブな選手起用故でしょうか。
阪神で今季一軍出場のない内野手の北條、山本、一軍では守備代走要員止まりの熊谷、植田あたりは新庄監督に預ければ、今とは違った野球人生が開けるかもしれません。