阪神は5日の広島戦を2対0で勝ちました。
阪神先発の大竹は5安打無四球のプロ初完封で7勝目を挙げましたが、前日の大敗でズルズルいきそうな悪い流れを断ち切ってくれました。
8〜9回は岩貞、岩崎に託すと思っていたので大竹続投には驚きましたが、それだけ大竹がベンチの信頼を得てきたのでしょう。
打線は1番に近本の代役の島田、8番は木浪に戻して元の並びにしましたが、島田の先頭打者ホームラン以外は広島の失策で1得点したのみで基本打てないままでした。
確かに近本の離脱は痛手ですが、得点力不足は近本以外の野手のだらしなさが原因なので、矢野阪神でのスローガン「オレがヤル」を思い出して野手たちは奮起してほしいです。
佐藤輝を緊急昇格させて5番三塁で先発させても4打数無安打の空回りで、全く打てない訳ではない渡邉諒とどちらがマシか微妙な感じもしてきました。
チームが76試合を消化して佐藤輝は9本塁打で3年連続20本塁打クリアは射程圏内ですが、このまま当たりが全く出ないなら打席に立たせてもらえなくなります。
岡田監督の指導で佐藤輝が良くなるのか、今季はこのまま冴えないまま終わるのか、オールスター戦までには復調の兆しを見せてほしいものです。