阪神は4日の広島戦に1対9で負けました。
近本の離脱に揺れる阪神ですが、投手陣が崩壊して大幅に入れ替えた打線も機能せず、阪神が優勝を逃せばターニングポイントに挙げられそうな最悪な試合になりました。
阪神先発の西勇は初回に田中に3ランを浴びるなど5失点する最悪な立ち上がりで3回6失点の大乱調で二軍落ちが決まりました。
今季の西勇は先発13試合で5勝5敗も防御率4.83と打たれ出したら止まらない単調な投球で、たまたま打線の援護に恵まれて勝っていた感はありました。
ベテランの西勇が二軍で自身の投球を見つめ直して修正してくるのか、力任せに投げて打ち頃になったボールをメッタ打ちにされるか微妙な所ですが、後半戦には立ち直ってほしいものです。
近本の肋骨骨折で1番に中野、2番にこれまで8番の木浪を持ってきて、代役センターの島田が8番に入れる新オーダーを組みましたが、9安打1得点と安打は出ても繋がらないギグシャクした結果になりました。
4番大山の前後を打つ打者が固定出来ていないのが得点力不足の最大の要因で、それを8番木浪から1〜2番の近本と中野に繋いでフォローしていたので、近本の穴はクリーンナップを機能させる事で埋めるのが本来のようにも思えます。