阪神は27日の中日戦を11対3で勝ちました。
阪神は連敗を5で止めての快勝でしたが、今季は西勇が投げると阪神打線がよく打って西勇もよく打たれる活発なゲームになってしまいます。
阪神が3回裏に中日先発の柳を攻めて打者一巡の猛攻で5点を先制しても、直後の4回表に西勇が細川の2ランなど5安打されて3失点するなど締まらない投球でした。
結果的に西勇は5回3失点で5勝目(4敗)を挙げましたが、防御率は4.26まで落ち込んで昨年の防御率2.18(9勝9敗)の倍になっても打線の援護に恵まれる勝ち運が今年の西勇にはあります。
阪神打線は中日投手陣の乱調もあっての12安打11得点でしたが、3番前川が3安打1打点の活躍で痛烈な三塁打を放ったり、体勢を崩されても変化球を安打にしたりと強烈な存在感でした。
途中出場の元3番のノイジーは3打数無安打でチームの勢いに乗れないままでしたが、打撃面では一発のあるミエセスの方が期待感があります。
1〜2番の近本と中野、4番の大山は打てない時期があっても立ち直れる不動のレギュラーなので、3番に前川がハマれば阪神打線も新たなステージに進みそうです。