阪神は14日の中日戦を0対3で負けました。
中日先発が大野の時点で負けは確定でしたが、阪神先発の青柳は7回3失点で一応の立ち直りを見せました。
後半戦の青柳は制球難で大敗するか、それなりの投球で惜敗するかで結局は勝てません。
今季の青柳は17試合に先発して6勝8敗、97回を投げて防御率4.08の成績で、先発ローテーションの死守がやっとな印象です。
昨年の防御率3.14から1点近く悪化していますが、被本塁打は4本で昨年の14本から大幅に減っています。
今年は本塁打争いに外国人が絡んでこないので、単にホームラン打者が減ったから、青柳の被弾数も減っただけなのかもしれません。
しかし変則投法の青柳が2年連続で先発ローテーションを守って、規定投球回数に近いイニングを投げられたのは大きなプラスで、来季こそ二ケタ勝利を期待したいです。
高卒ルーキー井上がスタメン7番で一軍デビューしましたが、セ・リーグNo.1左腕の大野を相手に3打数無安打2三振でした。
一軍デビューには相手が悪すぎましたが、こうした試みは悪くありません。
高卒2年目の小幡を一軍で使い続けて順応してきた例もありますので、井上にもチャンスを与えてほしいですね。